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eBay送料の比べ方|米国宛の実額と、追跡に払う370円の判断

この記事の3行要約

  • 追跡の有無で変わる金額は、重量にかかわらず370円。小形包装物と国際エアパケットの差はこれだけ
  • 日本郵便の地帯は第1から第5まで。米国は第4地帯で、ヨーロッパや豪州(第3地帯)より高い
  • 2kgを超えると小形包装物も国際エアパケットも使えない。梱包後の重量がそのまま料金の段差になる
目次

はじめに

送料が高い、と感じたことがあると思います。

ただ、「高い」と判断するには比べる先が要ります。同じ商品を同じ相手に送るとき、方法を変えるといくら変わるのか。それを一度でも数字で見ておくと、出品するたびに悩む必要がなくなります。

この記事では、日本郵便が公表している料金を実際に並べて比べます。そのうえで、送料が利益をどう削るのか、いくら払って何を買っているのかを整理します。

先に結論をひとつだけ書いておきます。追跡を付けるために払う金額は、重量にかかわらず 370 円です。この 1 つの数字を知っているかどうかで、判断の速さがかなり変わります。

料金について

本記事の料金は、2026 年 8 月 17 日時点で日本郵便が公表しているものです。国際郵便の料金は改定されることがあり、燃油や為替の状況によっても変わります。実際に発送する前に、必ず日本郵便の公式ページで最新の料金をご確認ください。記事末尾に出典を記載しています。

発送方法の選び方そのものと、売れてからの手順は別の記事で扱っています。あちらは「どう選び、どう送るか」、この記事は「いくらかかり、利益をどう削るか」を担当します。

送料は3つの掛け算で決まる

国際送料を決めるのは、重量・地帯・サービスの 3 つです。どれか 1 つが変わると、金額はまとまった幅で動きます。

重量 ── 階段になっている

料金は連続ではなく、階段状に上がります。100g 刻みだったり、500g 刻みだったりします。

この階段のせいで、あと数グラムのために次の段へ上がってしまうことがあります。商品本体が 480g でも、緩衝材と外箱で 520g になれば、500g の段では収まりません。

もっと大きな段差が 2kg にあります。後述しますが、ここは料金が上がるだけでなく、使えるサービスそのものが変わります。

地帯 ── 米国は「近いのに高い」

日本郵便は、宛先を 5 つの地帯に分けています。

地帯地域
第 1 地帯中国・韓国・台湾
第 2 地帯アジア(中国・韓国・台湾を除く)
第 3 地帯オセアニア・カナダ・メキシコ・中近東・ヨーロッパ
第 4 地帯米国(グアム等海外領土を含む)
第 5 地帯中南米(メキシコを除く)・アフリカ

ここで注意してほしいのは、地帯の番号は距離の順ではないということです。

米国は第 4 地帯で、ヨーロッパやオセアニアを含む第 3 地帯より高くなります。日本郵便は第 3 地帯と第 4 地帯について特別追加料金を含むと注記していて、米国宛てはその影響を受けています。

eBay 輸出は米国向けが多くなりがちなので、いちばんよく送る先が、いちばん高い地帯のひとつという前提で価格を組むことになります。

サービス ── 郵便系とクーリエ系

大きく 2 系統あります。

日本郵便のサービス。 小形包装物、国際エアパケットEMS、国際小包。料金は抑えられます。

クーリエ。 FedEx や DHL Express などの国際宅配便です。重量の上限が大きく、速度と追跡の細かさで郵便系を上回ります。そのかわり料金は高く、契約内容によって実際に払う額が大きく変わります。この記事でクーリエの金額を出さないのは、定価を書いても個人セラーの実勢と合わないからです。自分の発送量で見積もりを取ってください。

なお、国際エアパケットは以前「国際 e パケットライト」という名称でした。2026 年 6 月 1 日に国際エアパケットへ名称が変わり、取扱国・地域が全世界へ拡大されています。旧称で情報を探していた方は、この名前で読み替えてください。

米国宛ての料金を実額で並べる

いちばん送ることが多い米国(第 4 地帯)で、3 つのサービスを重量別に並べます。

重量小形包装物(追跡なし)国際エアパケット(追跡あり)EMS
100g まで830 円1,200 円
500g まで1,670 円2,040 円3,900 円
1kg まで2,720 円3,090 円5,300 円
1.5kg まで3,770 円4,140 円6,600 円
2kg まで4,820 円5,190 円7,900 円
2.5kg まで取扱なし取扱なし9,100 円
3kg まで取扱なし取扱なし10,300 円

EMS の料金表は 500g までから始まります。小形包装物と国際エアパケットは、いずれも 2kg が上限です。

追跡は370円で買える

この表をよく見ると、小形包装物と国際エアパケットの差がどの重量でも同じであることに気づきます。

重量小形包装物国際エアパケット
100g830 円1,200 円370 円
500g1,670 円2,040 円370 円
1kg2,720 円3,090 円370 円
2kg4,820 円5,190 円370 円

理由は明快で、日本郵便が国際エアパケットの料金表について「国際特定記録料 370 円を含む」と明記しているからです。中身は小形包装物と同じ航空便扱いで、そこに追跡が乗っている構造です。

追跡を付けるかどうかは、重量にかかわらず 370 円の判断です。商品代金と、追跡がないまま「届かない」と言われたときの損失を、この 370 円と比べてください。

この構造が分かると、判断はかなり単純になります。商品代金が数千円あるなら、370 円を惜しむ理由はほとんどありません。追跡がないと、届いていないという申し立てに対して反論の材料が残らないからです。

追跡が反映されない・届かないと言われたときの動きは、別の記事にまとめています。

EMSは国際エアパケットの何倍か

EMS は高い、というのは正しいのですが、倍率は重量によって変わります。

重量(米国宛て)EMS ÷ 国際エアパケット
500g約 1.9 倍
1kg約 1.7 倍
2kg約 1.5 倍

重くなるほど差が縮みます。軽量品では倍近く違いますが、2kg 近くになると 1.5 倍程度です。

金額の差で見ると、500g で 1,860 円、2kg で 2,710 円。重いものほど、EMS を選ぶ追加コストの「割合」は小さくなります。高額品を重い梱包で送るなら、EMS を最初から前提にしたほうが計算が楽になることもあります。

米国宛 500g の送料(2026-08-17 時点) — 小形包装物 1,670 円、国際エアパケット 2,040 円、EMS 3,900 円、2kg を超えると EMS のみ、undefined undefined

2kgの段差

料金表でいちばん大きな段差は 2kg にあります。

米国宛て 2kg までなら国際エアパケットで 5,190 円です。ところが 2.5kg になると、小形包装物も国際エアパケットも使えません。EMS で 9,100 円になります。

500g 増えただけで、3,910 円上がるということです。それまでの刻みが 500g あたり 1,000 円前後だったことを考えると、明らかに異質な段差です。

だから、2kg 前後の商品を扱うときは、梱包の設計が利益に直結します。

  • 外箱を一回り小さいものに変える
  • 緩衝材をエアクッションから薄手のものに変える
  • 説明書や付属の紙類を必要な分だけにする

梱包後の総重量で課金されます。商品が 1.8kg なら、梱包材に使える余裕は 200g しかありません。ここを甘く見ると、想定していた送料の 2 倍近くを払うことになります。

重さだけでなく、大きさにも上限がある

料金表は重量で引きますが、規定を外れると、そもそもそのサービスで送れません。

国際エアパケットのサイズ規定は次のとおりです。

項目規定
最大長さ+幅+厚さ=90cm 以内。ただし長さの最大は 60cm
最小長さ 14.8cm × 幅 10.5cm
巻物の場合長さ+直径の 2 倍=104cm 以内。長さの最大は 90cm

引っかかりやすいのは最大のほうです。軽くてもかさばるもの、たとえば衣類やぬいぐるみは、重量には余裕があるのにサイズで弾かれることがあります。

そしてもうひとつ、最小の規定も意外と効きます。アクセサリーやカード類のように小さいものは、規定を下回らないよう封筒や台紙で寸法を確保する必要があります。

サイズで弾かれると、重量の階段どころではありません。EMS かクーリエしか選べなくなります。軽くてかさばる商品を扱うときは、料金表を見る前に寸法を確認してください。

料金以外に比べておくこと

金額だけを見て決めると、あとで手間の差に気づきます。同じ料金表の中でも、実際にかかる作業は同じではありません。

ラベルの作り方。 国際エアパケットは、国際郵便マイページサービスのオンラインシッピングツールで専用のラベル一式を印刷する必要があります。手書きで済ませられるものではないので、印刷できる環境が前提になります。初めて使うときは、この登録と印刷でつまずくことがあります。

補償があるかどうか。 EMS には損害賠償の仕組みがありますが、小形包装物にはありません。国際エアパケットにあるのは追跡であって、補償ではない、という点は分けて理解してください。高額品で「追跡が付いているから安心」と考えると、破損や紛失のときに何も戻ってきません。

差し出しの手間。 窓口へ持ち込むのか、集荷を頼めるのか、ポストへ投函できるのか。1 件あたり数分の差でも、月に何十件も出すなら効いてきます。送料が数百円安いサービスのために、毎回 30 分かけて郵便局へ行っているなら、その時間の価値も勘定に入れてください。

料金表に出てくるのは金額だけですが、実際に払っているのは金額と時間の両方です。

料金以外に比べておくこと — ラベルの作り方(国際エアパケットは専用ラベルの印刷が要る。手書きでは出せない)、補償があるかどうか(EMS には損害賠償がある。追跡が付いていることと補償は別物)、差し出しの手間(窓口・集荷・投函。1 件数分の差でも、月に何十件なら効いてくる)、料金表に出るのは金額だけ。実際に払っているのは金額と時間の両方

送料は手数料の計算にも入ってくる

見落としやすい点をひとつ。

eBay の落札手数料は、商品価格だけでなく買い手が支払った送料を含めた売上総額にかかります。つまり、送料を別建てで請求しても、その送料に対しても手数料が発生します。

「送料を別に取れば手数料を節約できるのでは」という考えは、ここで成立しません。詳しい計算は手数料の記事で扱っています。

この構造がある以上、送料を下げることは二重に効きます。送料そのものが減り、それにかかる手数料も減るからです。逆に、高い発送方法を選ぶと、差額に手数料分が上乗せされて効いてきます。

地帯によってどれだけ変わるか

500g を各地帯へ送った場合の料金です。

地帯国際エアパケットEMS
第 1(中国・韓国・台湾)1,120 円1,450 円
第 2(アジア)1,230 円1,900 円
第 3(オセアニア・カナダ・中近東・ヨーロッパ)1,600 円3,150 円
第 4(米国)2,040 円3,900 円
第 5(中南米・アフリカ)1,960 円3,600 円

第 4 地帯(米国)が最も高くなります。第 5 地帯より高い、という点も押さえておいてください。

そしてもうひとつ。サービスによって地帯ごとの開き方が違います。国際エアパケットは第 1 地帯と第 4 地帯で約 1.8 倍ですが、EMS は約 2.7 倍です。EMS のほうが、遠い相手ほど不利になります。

この差は、送料無料で出品するときに効いてきます。

送料が利益をどう削るか

料金を並べたので、次はそれが利益にどう効くかです。送料は経費ですが、単なる経費ではなく、値付けの制約でもあります。

差額を、手取りで見る

判断の手順はシンプルです。送料だけを変えて、手取りを 2 通り計算します。

手取り = 販売価格(ドル) × 為替 − eBay の手数料 − 送料 − 仕入れ値

たとえば米国宛て 500g の商品で、国際エアパケット(2,040 円)と EMS(3,900 円)を比べるなら、他の条件を固定して送料だけを入れ替えます。差は 1,860 円です。

この 1,860 円で何を買うのかを考えてください。速さと、より手厚い追跡と、損害賠償の仕組みです。商品代金が 3,000 円なら割に合いませんが、3 万円なら安い保険かもしれません。

手数料の内訳と利益率の見方は、別の記事で計算の形にしています。ここでは率を再掲しません。記事ごとに違う数字が出てくると、どれを信じればいいのか分からなくなるからです。

為替を固定した「損益分岐表」を作らない理由

「商品単価がいくら以上ならこのサービス」という表を見かけることがあります。

便利に見えますが、その表は特定の為替レートを前提に作られています。レートが動けば境界も動きます。円安になれば同じドル価格でも手取りの円が増え、高い送料が許容できるようになる。逆もまた然りです。

だから、表を覚えるのではなく、手順を覚えてください。送料だけを入れ替えて手取りを 2 回計算する。それだけです。自分のレートで出した数字のほうが、他人の前提で作られた表より確実です。

送料設定 ── 送料込みにするか、別建てにするか

出品時の設定には、送料を商品価格に含める形と、別建てで請求する形があります。

前節の地帯表を思い出してください。送料込みで全世界に出すなら、いちばん高い地帯を基準にしないと、その国では赤字になります。500g の EMS なら、第 1 地帯の 1,450 円を基準に価格を組んで第 4 地帯の 3,900 円で送れば、差額はまるごと持ち出しです。

現実的な選び方は次のようになります。

設定向いている場面
送料を価格に含める発送先を絞っている、または重量と地帯のばらつきが小さい
送料を別建てにする重量帯が広い、全世界に出している、地帯差が大きい商品を扱う

送料込みは、表示価格が総額になるので買い手にとって分かりやすい形です。ただしその分かりやすさを買うために、地帯差のリスクを自分で引き受けることになります。

発送先を絞るという選択肢もあります。高い地帯を最初から外しておけば、送料込みでも設計しやすくなります。

送料を下げるために実際に効くこと

最後に、実務で効く順に並べます。

その前にひとつ。いちばん効くのは、そもそも軽くて小さい商品を選ぶことです。送料は仕入れたあとに工夫するものですが、商品を選んだ時点でおおよそ決まっています。何を扱うかを決める段階で、重量と寸法を見ておくと後が楽になります。

そのうえで、すでに扱っている商品でできることを順に挙げます。

1. 重量帯をまたがない梱包にする

いちばん効きます。前述のとおり、料金は階段状なので、段の手前に収まっているかどうかで数百円から数千円変わります。

出品前に、梱包した状態で一度重さを測ってください。段の境界に近いなら、梱包材を見直す価値があります。逆に、段の真ん中にいるなら緩衝材をケチる意味はありません。しっかり保護したほうが、破損による返金より安く済みます。

2. 発送先を絞る

すべての国に送る必要はありません。地帯によって料金の開き方が違う以上、遠い地帯を外すだけで価格設計は楽になります。

売上の機会は減りますが、赤字の取引が減ります。始めたばかりの段階では、扱いやすい地帯に絞って運用を固めるほうが早く回ります。

3. まとめて送れるようにしておく

同じ買い手が複数落札したとき、まとめて発送できれば送料は 1 回分に近づきます。

重量は増えますが、料金は重量に比例して増えるわけではありません。米国宛ての国際エアパケットで見ると、500g が 2,040 円、1kg が 3,090 円。2 個を別々に送れば 4,080 円、まとめれば 3,090 円です。

4. 追跡を捨てない

安くする話の最後にこれを置くのは、ここだけは削ってはいけないからです。

370 円を節約して追跡のない方法を選ぶと、届かないという申し立てを受けたときに反論の材料がありません。1 件でも起きれば、節約した 370 円の何倍も失います。追跡番号は、送料を安くする工夫の対象ではなく、前提として考えてください。

高額品なら、さらに配送保険や損害賠償のある方法を選ぶ判断も出てきます。

送料を下げるために効く順 — 重量帯をまたがない梱包にする(料金は階段。段の手前に収まるかで数百〜数千円変わる)、発送先を絞る(地帯によって開き方が違う。遠い地帯を外すと設計が楽になる)、まとめて送れるようにしておく(米国宛 500g × 2 個は 4,080 円、1kg にまとめれば 3,090 円)、追跡は削らない(370 円を惜しむと、届かない申し立てに反論する材料がなくなる)、削るなら梱包と発送先で削る。追跡は工夫の対象に入れない

発送の記録を1か所にまとめる

送料の判断を続けていくと、次に困るのは記録です。どの注文をどの方法で送って、実際にいくらかかったのか。これが残っていないと、選び方が正しかったのかを後から検証できません。

私たちが開発している Trade Force は、商品・在庫・出品・注文・発送・売上をひとつの画面で管理する定額制の OMS(受注管理システム)です。

eBay で売れた注文は自動で取り込まれ、出荷のタスクが作られます。発送するときは配送方法を選んで追跡番号を入れ、出荷を確定するだけ。発送情報はそのまま eBay へ反映されるので、前節で「削ってはいけない」と書いた追跡番号の登録が、作業の流れの中に組み込まれます。

期間を指定すれば、販売数・注文数・売上金額・手数料・返金額・入金額が集計されます。この記事で計算した手取りの見込みと、実際の手取りを月単位で突き合わせられるので、送料の選び方が正しかったかを後から検証できます。

送料を自動で計算したり、最安の発送方法を選んだりする機能はありません。どの方法で送るかを決めるのはセラーで、ツールが引き受けるのは、その結果を記録として残すところからです。

まとめ

金額の話が続いたので、判断に使うところだけ抜き出します。

追跡の値段は 370 円です。 小形包装物と国際エアパケットの差は、どの重量帯でもこの額です。日本郵便が国際特定記録料として明記しています。

地帯の番号は距離の順ではありません。 米国は第 4 地帯で、ヨーロッパやオセアニアを含む第 3 地帯より高くなります。

2kg が最大の段差です。 超えた瞬間に小形包装物も国際エアパケットも使えなくなり、米国宛てなら 5,190 円から 9,100 円へ跳ねます。梱包後の総重量で決まります。

EMS の割高さは重量で変わります。 米国宛てで 500g なら約 1.9 倍、2kg なら約 1.5 倍。重いほど差の割合は縮みます。

損益分岐は表ではなく手順で持ってください。 送料だけを入れ替えて手取りを 2 回計算する。為替が動いても使えます。

送料込みにするなら、いちばん高い地帯を基準にします。 さもなければ、その国の注文が入るたびに持ち出しになります。

そして、送料を安くする工夫の対象に追跡を入れないことです。削るなら梱包と発送先で削ってください。

価格そのものの決め方は、別の記事で扱っています。

よくある質問

Q1.

小形包装物と国際エアパケットは何が違いますか

A1.

中身はどちらも航空便扱いの小形包装物(2kg まで)で、違いは追跡が付いているかどうかだけです。

日本郵便は国際エアパケットの料金表について「国際特定記録料 370 円を含む」と明記しています。実際、公表されている料金を引き算すると、どの重量帯でもちょうど 370 円の差になります。

国際エアパケットには、お届け先の郵便受箱に配達されるという特徴もあります。受取人が不在でも受け取れる形です。

Q2.

国際eパケットライトはなくなったのですか

A2.

名称が変わりました。2026 年 6 月 1 日に「国際 e パケットライト」から「国際エアパケット」へ変更され、取扱国・地域が全世界へ拡大されています。航空便の運休などで引受を停止している国・地域は除かれます。

さらに前には「国際 e パケット」という別のサービスもありました。名前が何度か変わっているので、古い記事の情報を読むときは注意してください。

現在の名称で公式ページを確認するのが確実です。

Q3.

米国宛てが高いのはなぜですか

A3.

日本郵便の料金表では、米国は第 4 地帯にあたります。そして料金表には、第 3 地帯および第 4 地帯については特別追加料金を含むという注記が付いています。

結果として、地帯の番号は距離の順ではなくなっています。500g の EMS で比べると、ヨーロッパやオセアニアを含む第 3 地帯が 3,150 円、米国(第 4 地帯)が 3,900 円です。

eBay 輸出は米国向けが多くなりがちなので、最も高い地帯を主戦場にしているという前提で価格を組んでください。

Q4.

FedExやDHLはいくらくらいですか

A4.

この記事では金額を出していません。契約内容によって実際に払う額が大きく変わり、定価を書いても参考にならないからです。

分かるのは性質のほうです。重量の上限が郵便系より大きく、速度と追跡の細かさで上回り、補償の仕組みもあります。そのかわり、割引のない状態では郵便系よりかなり高くなります。

2kg を超える荷物を継続的に送るなら、自分の発送量で見積もりを取る価値があります。逆に、2kg 以下が中心なら郵便系で足りることがほとんどです。

Q5.

送料無料にしたほうが売れますか

A5.

表示価格が総額になるので、買い手にとって分かりやすい形ではあります。

ただし、送料込みにするということは、地帯差のリスクを自分で引き受けるということです。全世界に出していて、第 1 地帯を基準に価格を組んでいると、第 4 地帯の注文が入るたびに差額を持ち出すことになります。

判断の順序としては、まず発送先の範囲を決めることです。範囲が狭ければ送料込みでも設計できます。広いなら、別建てにするか、いちばん高い地帯を基準にした価格にしてください。

参照リンク

本記事の料金は、次のページで 2026 年 8 月 17 日に確認したものです。料金は改定されることがあるため、発送前に最新の内容をご確認ください。

この記事を書いた人

Trade Force 運営チーム

Trade Force 運営チーム

越境EC向け販売管理ツール「Trade Force」の運営チーム。自らも eBay で日本のトレーディングカードを販売しており、現場の実体験に基づく情報を発信しています。

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