本文へスキップ
eBay海外発送のやり方|発送方法の選び方と、売れてからの手順 のサムネイル画像

eBay海外発送のやり方|発送方法の選び方と、売れてからの手順

更新 公開約14分発送・配送

この記事の3行要約

  • 手書きラベルは2024年3月に原則廃止。送り状は国際郵便マイページサービスで作る
  • 国際eパケットは終了し、2026年6月から国際エアパケットに変わった。追跡が要るならこちら
  • 発送は出品前と売れたあとの2段構え。追跡番号の登録まで終えて1件が完了する
目次

はじめに

初めて海外へ商品を送るとき、いちばん困るのは「どれで送ればいいのか」と「何をどの順にやるのか」の2つです。

しかも、この分野は情報がすぐ古くなります。日本郵便のサービス構成はここ数年で何度も変わり、いま検索して出てくる記事の多くが、すでに終了したサービスを選択肢として挙げています。

この記事では、eBayの海外発送のやり方を、いま選べる発送方法と、売れてから発送するまでの手順に分けて整理します。「郵便局に持っていけば書いて出せる」という前提は、すでに成り立ちません。そこも含めて順に説明します。

eBay海外発送のやり方は2段構え

やることは、大きく2つの時点に分かれます。

フロー図: 出品するとき / 発送方法を決める / 発送までの日数を設定する / 送料を価格に含めるか決める / 売れたあと / 注文と住所を確認する / 梱包する / 送り状を作る / 差し出す / 追跡番号を登録する

多くの人が「売れたあと」だけを発送作業だと考えますが、実際には出品する時点で半分決まっています。発送方法を決めずに出品すると、売れてから慌てて調べることになり、そこで遅延が生まれます。

eBayの発送方法の選び方

2kg以下で追跡を付けたいなら国際エアパケット、2kgを超えるならEMS・国際小包・クーリエ便が基本の選択肢です。どれを選ぶかは、重量・単価・速さ・相手国の4つで絞ります。

日本郵便のサービス(EMS・国際エアパケットほか)

サービス重量追跡特徴
EMS〜30kgあり国際郵便の中で最速。損害賠償もある
国際小包〜30kgあり航空便と船便を選べる。重いものに向く
国際エアパケット〜2kgあり小さく軽いものの標準。郵便受けに配達される
小形包装物〜2kgなし通常郵便と同じ扱い。記録が残らない
古い情報に注意してください

この分野は変更が続いています。2026年8月時点で、次の3つは押さえておいてください。

  • 国際eパケットは2023年9月30日で終了しました
  • 2026年6月1日に「国際eパケットライト」が「国際エアパケット」へ名称変更され、取扱国・地域が全世界へ拡大しました
  • 小形包装物の書留扱いは2025年12月31日で終了しました

いま検索して出てくる記事には、終了したサービスを現行として紹介しているものが少なくありません。

小形包装物は選びにくくなった

ここは重要なので、独立して書きます。

小形包装物は、手紙やはがきと同じ通常郵便物の扱いで、記録が残りません。書留扱いも終了したため、追跡番号を得る手段がなくなりました。

eBayでは、追跡番号の登録がセラー保護の条件であり、Top Ratedの条件でもあります。追跡が残らない発送は、届かないと言われたときに反論できません。

安く送りたい気持ちは分かりますが、2kg以下で追跡が欲しいなら国際エアパケット、というのが現在の答えです。

国際エアパケットの条件

  • 重量は2kgまで
  • 大きさは長さ+幅+厚さ=90cm(長さの最大は60cm)
  • 追跡機能付き
  • お届け先の郵便受箱に配達される
  • 現金・宝石などの貴重品は送れない

郵便受けに配達されるという点は、良し悪しがあります。相手が不在でも届く一方、対面での受け渡し記録は残りません。高額な商品では、この差が効いてきます。

国際エアパケットの英語表記

日本郵便の英語ページでは、国際エアパケットは International Air Packet、小形包装物は Small Packets と書かれています。EMS は英語でも EMS です。

英語名が要るのは、買い手に発送方法を伝えるときです。「International Air Packet (Japan Post) で送りました」と書けば、相手は日本郵便の追跡ページで荷物を探せます。

ラベルそのものは、国際郵便マイページサービスで作ると専用の様式で出力されるので、サービス名を自分で英訳して書き込む場面はありません。英語名を覚えておくのは、メッセージと出品説明のためと考えてください。

クーリエ便とeLogi・SpeedPAK

FedEx・DHL・UPSといったクーリエ便は、速く、追跡も細かく残ります。そのぶん料金は上がります。

日本のセラーが使いやすい選択肢として、次の2つもあります。

  • eLogi — イーベイ・ジャパン公認の配送サービス。FedExなどを割引料金で使え、eBayの注文情報と連携してラベルを作成できます
  • SpeedPAK — Orange Connexが提供する日本セラー向けの国際配送サービス
eBay International Shipping(eIS)は日本のセラーには使えません

英語の情報を読んでいると、eBayが国際輸送も通関も代行してくれるeISという仕組みが出てきます。

これは対象国(米国・カナダなど)に所在するセラー向けのプログラムで、日本のセラーは利用できません。日本からは、自分で国際発送し、通関・追跡・返品にも自分で対応することになります。

選ぶ軸は4つ

サービスの一覧を眺めても決まりません。次の順で絞ると早いです。

  1. 重量。 2kgを超えるならEMS・国際小包・クーリエ。2kg以下なら国際エアパケットが候補に入る
  2. 単価。 高額な商品ほど、追跡が細かく賠償の大きい方法を選ぶ
  3. 速さ。 到着が遅いほど、届かないという問い合わせは増える
  4. 相手国。 同じ方法でも国によって扱いが違う。米国宛ては後述のとおり別の手順が要る

料金と日数は、自分が扱う重量帯で実際に調べてください。この記事に金額の表を載せないのは、相手国と重量で変わるうえ、改定もあるからです。「1kgをアメリカへ」など、自分がよく送る条件で一度比べておけば、以後は迷いません。

日本郵便の 4 つのサービスをどう選ぶか — EMS: 〜30kg / 追跡あり、国際郵便で最速。損害賠償もある、国際小包: 〜30kg / 追跡あり、航空便と船便を選べる。重いものに、国際エアパケット: 〜2kg / 追跡あり、小さく軽いものの標準。郵便受けに配達、小形包装物: 〜2kg / 追跡なし、記録が残らない。書留扱いも終了した、2kg 以下で追跡が欲しいなら国際エアパケット、というのが現在の答え

送料を価格にどう織り込むかは、手数料の記事で扱っています。

あわせて読みたい

出品するときに、発送方法と日数を決めておく

出品時に決めるのは、発送までの日数・送料の扱い・送る国の3つです。選んだ発送方法を、この3つの設定に反映します。

発送までの日数(handling time)。 自分の生活に合わせて現実的な日数にしてください。1営業日に設定すると、少し予定が狂っただけで遅延になります。出荷遅延率はセラーの評価に効きます。

送料込みにするか、別建てにするか。 買い手が払う総額は同じですが、見え方が変わります。

どの国に送るか。 送らない国を最初に決めておくと、あとで断る手間が消えます。

売れてからの海外発送の手順

売れたら、住所の確認、梱包、送り状とインボイスの作成、差し出し、追跡番号の登録の順に進めます。順番どおりにやれば詰まりません。

1. 注文と住所を確認する

住所が不完全でないか、注文と違う住所を指定されていないかを確認します。

登録された住所以外へ発送すると、保護の対象から外れることがあります。「別の住所に送って」と頼まれても、安易に応じないでください。

2. 梱包する

海外発送では、荷物は国内より長く、荒く運ばれます。

  • 隙間を作らない(中で動くと壊れます)
  • 外箱は水濡れを想定する
  • 精密機器や割れ物は、外箱と内箱の二重にする
  • 高額品は、梱包の状態を写真に残す

最後の1つは、事故が起きたときに効きます。発送後には作れない証拠なので、習慣にしてください。

あわせて読みたい

3. 送り状を作成する

手書きのラベルでは送れません。送り状は国際郵便マイページサービスで作成します。

ここが、昔の記事を読んで一番つまずくところです。

物品を送る国際郵便には通関電子データの事前送信が義務化されており、手書きラベルは2024年3月1日をもって原則廃止されました。日本郵便も「ラベルの準備・作成には、『国際郵便マイページサービス』のご利用が必要です。手書きのラベルでは送れません」と案内しています。

つまり、発送前にオンラインで登録する作業が必ず入ります。郵便局のカウンターで紙に書いて出す、という流れはもうありません。

登録するのは主に次の内容です。

  • 差出人・受取人の情報(英語表記)
  • 内容品の品名・数量・単価・原産国
  • 発送方法

品名は「Goods」のような曖昧な書き方では通りません。具体的な英語の品名で書いてください。HSコードによる分類が必要な場面もあります。

4. インボイスと内容品を正確に書く

送り状と並んで大事なのが、インボイスです。相手国で輸入通関をするときに必要になる書類で、物品を送るときの申告と検査に使われます。

記載する項目は決まっています。

  • 差出人・受取人の氏名・住所・電話番号
  • 作成年月日と作成地、ラベル番号、発送手段
  • 内容品の品名・重量・数量・単価・合計額、通貨
  • 外装の総個数・総重量・原産国
  • 差出人の署名

言語は、名あて国で通用する言語(または英語・フランス語)で作成します。20万円を超えるもので日本郵便に通関手続を委任する場合は、英語での作成を求められます。

品名を曖昧に書かない

日本郵便は、内容品について具体的な品名・正味重量・数量・単価・品名ごとの総額・合計額を記入するよう案内しており、「生活用品」のようなあいまいな記入は避けるとしています。

さらに重要なのが、記載内容と実際の内容品が必ず一致している必要があるという点です。航空保安のためのX線検査などで相違が確認されると「虚偽申告」とみなされ、荷物が返送される場合があります。

「面倒だから、まとめて書いておく」が一番危ない書き方です。

品名は、たとえば中古のカメラなら「Used camera」で止めず、メーカー名と型番まで入れます。同じ商品を繰り返し送るなら、通った書き方を控えておくと2回目から迷いません。

原産国も取り違えやすい項目です。日本郵便は、原産国を「購入した国やブランド所在地の国ではなく、製造された国」と説明しています。日本で仕入れた商品でも、製品に「Made in China」とあれば原産国は中国です。

5. 差し出す

作成したラベルを印刷して貼り、郵便局へ持ち込むか集荷を依頼します。

米国宛ては手順が違います。eBay で売った商品のような販売品は、金額にかかわらず指定された郵便局でしか引き受けられず、関税の前払いも必要です。前払いも郵便局の指定も要らないのは、書類と、100米ドル以下の個人間の贈答品などに限られます。

もうひとつ、宛先に関係なく金額で手続きが増える線があります。内容品の合計価格が20万円を超える国際郵便物は、税関への輸出申告と輸出許可が必要です。EMS・国際小包・小形包装物など、すべての種別が対象です。

申告は日本郵便に代行を任せられます。その場合は、英語で作ったインボイスと通関委任状を用意し、郵便料金とは別に輸出申告代行手数料 2,800 円(1件)を払います。同じ相手に同時に複数個を送るときは、全部の梱包を合わせて20万円を超えるかで判定されます。

高額品を扱うなら、20万円の線を超えるかどうかを売れた時点で確認する習慣を付けてください。差し出してから言われると、追加の書類がそろうまで荷物が日本を出られません。

米国宛ての前払いの手順は、別の記事にまとめています。

あわせて読みたい

6. 追跡番号を登録する

発送したら、その場でeBayに追跡番号を登録します。「あとでまとめて」を作らないでください。

Top Rated(最高評価出品者)の条件には、取引の95%以上で発送準備期間内に追跡番号がアップロードされ、配送業者によって確認されていることが含まれます。登録の遅れは、この条件をじわじわ削ります。

登録が終わって、はじめて1件が完了です。

海外発送で送れないもの(禁制品)を先に確認する

国際郵便には、送れないものがあります。日本郵便が航空危険物として挙げている代表例は次のとおりです。

  • スプレー缶、香水、マニキュア
  • 日焼け止め・ヘアトニック・アルコール飲料のうちアルコール濃度が24%を超えるもの
  • 花火・クラッカー
  • 電子タバコ、モバイルバッテリー

意外に思われるのが最後の2つです。モバイルバッテリーや電子タバコは、日常的な商品でありながら送れません。中古品を扱っていると、付属品として紛れ込むことがあります。

さらに、国別に輸入を禁止している品物があります。日本郵便も「事前にご確認ください」と案内しており、よく送られてしまう禁止物品として酒・たばこ・肉・野菜・果物が挙げられています。牛肉が禁制品の国では、牛肉を含むカップ麺やカレーも送れません。

新しいカテゴリを扱い始めるときは、航空危険物の一覧と、相手国の禁制品を確認する手順を挟んでください。ここを飛ばすと、発送してから戻ってきます。

品物の側だけでなく、宛先の側にも確認する場所があります。日本郵便の「国・地域別の差出可否」は、国ごとに通常郵便物・小包郵便物・EMS の扱いを ○(差出可能)・△(一部差出可能)・×(差出不可)で示していて、表の先頭に「◯年◯月◯日現在」と更新日が入ります。米国は 2026 年 9 月 1 日現在、通常郵便物の航空扱いも小包郵便物の航空扱いも EMS も「△ 一部差出可能」です。全部が送れるわけではない状態が続いている、と読んでください。

米国宛ては、禁制品とは別にCPSC規制の確認が要る

送れるかどうかを確認したあと、米国宛てにはもうひとつ工程が増えました。

米国消費者製品安全委員会(CPSC)が規制する製品については、荷物が米国に到着するまでに Product Registry(電子申告)への登録が義務づけられています。日本郵便は米国での適用開始日を 2026 年 7 月 8 日と案内しており、米国での輸入通関日を起算日とするため、7 月 8 日より前に差し出した荷物も対象になる場合があるとしています。

対象は消費者向けの製品です。日本郵便が例として挙げているのは、玩具・ゲーム、子ども用の衣類や寝間着、ベビーカー、チャイルドシート、家具やラグ、電源アダプタと充電器、携帯照明、小型家電、はしごや踏み台、スポーツ・レクリエーション用品などです。この一覧は例示であって、これで全部ではありません。

分かれ目は、商業目的かどうかです。個人間・非商業目的の贈り物は適用外とされていますが、eBay で売った商品は商業目的の発送なので、規制対象の品目なら適用されます。

登録に求められる証明情報は 7 項目あります。製品識別コード、該当する CPSC 規則、完成品の製造日、製造者の名称・住所・連絡先、適合性試験の最新の試験日、試験施設の名称と連絡先、試験結果の記録を保管している関係者の連絡先です。差し出すときは、この 7 項目を書いた A4 の書類(手書きも可)をパウチに封入するか、荷物に貼付するよう求められています。

該当するかどうかの判断はセラー側の責任です

日本郵便は、CPSC 規制への該当性の判断、必要書類の作成、適合性試験の実施はお客さまの責任において行う必要があり、日本郵便ではサポートできないと明記しています。

証明情報に不足や誤記があると、米国到着後に通関保留や検査の対象となり、返送・廃棄などの措置が取られることがあります。通関の大幅な遅延と、返送費用の負担も起こり得ます。

中古品を扱っていると、製造者や試験の記録をたどれないことがあります。たどれない商品は米国へ出さない、という選び方も含めて判断してください。仕入れの段階で決めておくほうが、売れてから困るより安く済みます。

なお、これは関税の前払いとは別の手続きです。両方が要る荷物もあります。

発送後にやること

送ったあとも、しばらくは追跡を見ておきます。

国際発送では、追跡が数日動かないことは珍しくありません。動かないこと自体ではなく、配達予定日を過ぎたかどうかで判断してください。

届かないと言われたときの初動は、別の記事にまとめています。

あわせて読みたい

発送作業を1か所にまとめる

発送は、件数が増えるほど「どれを送ったか」が分からなくなる作業です。

注文を眺め、住所を確認し、梱包して、ラベルを作り、追跡番号を控えて、eBayに入力する。1日1件なら覚えていられますが、1日10件になると、登録漏れや二重発送が起きます。

私たちが開発している Trade Force は、商品・在庫・出品・注文・発送・売上をひとつの画面で管理する定額制のOMS(受注管理システム)です。

eBayで売れた注文は自動で取り込まれ、出荷待ちのタスクとして並びます。発送するときは配送方法を選んで追跡番号を入れ、出荷を確定するだけ。発送情報はそのままeBayへ反映されるので、追跡番号の登録漏れが起きにくくなります。

このあと紹介している記事 (4 本)

まとめ

  • 発送は出品するときと売れたあとの2段構え
  • 2kg以下で追跡が欲しいなら国際エアパケット。小形包装物は記録が残らない
  • 国際eパケットは終了、国際エアパケットへの名称変更は2026年6月、小形包装物の書留扱いは2025年12月終了
  • 手書きラベルは原則廃止。送り状は国際郵便マイページサービスで作る
  • eISは日本のセラーには使えない。自分で発送し、自分で対応する
  • 米国宛ての販売品は、金額にかかわらず関税の前払いと指定郵便局での差し出しが要る
  • 内容品の合計が20万円を超える荷物は輸出申告が要る。日本郵便に代行を任せられる
  • インボイスの品名は具体的に。記載と中身が違うと虚偽申告とみなされ、返送されることがある
  • モバイルバッテリーや電子タバコなど、日常的でも送れないものがある
  • 米国宛ては、禁制品とは別に CPSC 規制への該当性を自分で判断し、証明情報を用意する
  • 発送したら、その場で追跡番号を登録して1件が完了

この記事では金額の表を載せていませんが、米国宛ての実際の料金を日本郵便の公式料金で並べた記事を用意しました。追跡を付けるための金額や、2kg を超えたときの段差もそちらで確認できます。

箱の中身の作り方は、また別の話になります。壊さずに届けるための組み立て方は、こちらにまとめました。

よくある質問

Q1.いちばん安い方法で送っても大丈夫ですか
A1.

金額次第です。追跡が残らない方法で送ると、「届いていない」と言われたときに反論できません。

商品代金と送料の差額を比べてください。数百円を節約して商品代金を丸ごと失うなら、安い方法を選んだ意味がなくなります。低単価の商品でも、追跡が付く方法を基準にするのが安全です。

Q2.送料は買い手と自分のどちらが払うべきですか
A2.

どちらでも構いません。買い手が払う総額は同じだからです。

違うのは見え方です。送料込みにすると商品ページの価格がそのまま総額になり、別建てにすると精算画面で加算されます。自分の商材でどちらが選ばれやすいかで決めてください。

Q3.英語の品名はどう書けばいいですか
A3.

具体的に書くのが原則です。「Goods」「Sample」のような曖昧な書き方は通りません。

たとえば中古のカメラなら「Used camera」ではなく、メーカー名と型番まで入れると通関で止まりにくくなります。同じ商品を繰り返し送るなら、通った書き方をメモしておくと2回目から迷いません。

Q4.集荷と持ち込み、どちらがいいですか
A4.

件数によります。1日に数件なら持ち込み、まとまった数を出すなら集荷が楽です。

ただし、発送できる日を基準に発送までの日数を設定することのほうが大事です。集荷が来ない曜日、郵便局が閉まっている時間帯を考えずに短い日数を設定すると、遅延になります。

Q5.CPSC規制は中古品にも関係しますか
A5.

規制の対象は製品の種類で決まるので、中古かどうかで扱いは変わりません。玩具や子ども用品、充電器や小型家電のように対象になり得る品目を米国へ売るなら、中古でも証明情報が要ります。

実務で難しいのは、中古品では製造者や適合性試験の記録をたどれないことがある点です。日本郵便は該当性の判断も書類の作成もセラー側の責任だとしていて、代わりに調べてはくれません。

たどれないまま送ると、米国到着後に通関保留や返送になる可能性が残ります。その商品を米国向けに扱うかどうかを、仕入れの段階で決めておくのが現実的です。

Q6.相手の国に送れるかどうかは、どこで確認できますか
A6.

日本郵便の「国・地域別の差出可否」で確認できます。国ごとに通常郵便物・小包郵便物・EMS の扱いが ○・△・× で示され、表の先頭に更新日が入ります。

見落としやすいのが、△(一部差出可能)という表示です。× なら諦めがつきますが、△ は「条件によっては送れる」という状態なので、国別のページまで開いて条件を読む必要があります。米国も 2026 年 9 月 1 日現在は △ です。

出品先の国を増やすときは、料金を調べる前にこのページを見てください。送れない国に出品しても、売れた時点で困るのは自分です。

Q7.米国宛てで100ドル以下なら、近くの郵便局から送れますか
A7.

eBay で売った商品なら、送れません。日本郵便の差出条件では、100米ドル以下でも全局で引き受けるのは書状・はがき・印刷物・書類の EMS と、個人間の贈答品だけで、それ以外は指定郵便局での引き受けになり、関税の前払いも必要です。

「少額だから免税で、どこからでも出せる」は、米国の少額免税が止まる前の話です。販売品は金額に関係なく、前払いの手順を通してから指定郵便局へ持ち込んでください。

Q8.発送方法は途中で変えてもいいですか
A8.

構いません。ただし、出品時に案内した方法と大きく違う場合は、買い手に一言伝えてください。

到着予定が変わると、それだけで問い合わせの理由になります。早い方法に変える分には歓迎されますが、遅い方法に変えるときは事前の連絡が必要です。

参照リンク

この記事を書いた人

Trade Force 運営チーム

Trade Force 運営チーム

越境 EC セラーのための、AI ネイティブな次世代 OS「Trade Force」の運営チーム。自らも eBay で販売しており、現場の実体験に基づく情報を発信しています。

に内容を確かめました。

Trade Force について詳しく見る

海外へ届ける仕事を、最後まで、ひとつの画面で。

仕入れ、出品、値付け、注文、出荷、英語での返信。このブログを書いている私たちは、その仕事を届くところまで支える Trade Force を作っています。

Trade Force
この記事を共有