eBayのFedEx・DHL個人契約|必要な条件と、割引率の見方
この記事の3行要約
- 割引率は契約ごとに違い公開されていない。他社記事の数字を自分の見込みにしない
- 割引率は公開されていないが、追加料金は公開されている。遠隔地は1件3,500円が乗ることもある
- 事業としての届出が前提になる。開業届の提出時期は、国税庁の案内では確定申告期限まで
目次
- 1.はじめに
- 2.FedEx・DHLと個人契約するとは、どういうことか
- 3.いつ検討するのかを、件数で決めない
- 4.料金より先に効くのは、集荷と日数
- 5.個人契約の前に用意するもの
- 5-1.事業として届け出ていること
- 5-2.実績を数字で出せること
- 5-3.判断の順番を、図にしておく
- 6.申し込みから始まるまでの流れ
- 7.割引率という数字を、そのまま受け取らない
- 7-1.割引率は公開されていないが、追加料金は公開されている
- 7-2.割引率が高くても、実額は動く
- 7-3.比べる物差しは、1件あたりの実支払額
- 8.契約せずに、割引レートを使う道
- 9.交渉で効くこと、効かないこと
- 10.個人契約の契約書で確認しておくこと
- 11.契約したあとに見る数字
- 12.1件あたりの実支払額を出せる状態にする
- 13.まとめ
- 14.よくある質問
- 15.参照リンク
はじめに
郵便で回している間は、送料は料金表を引くだけの話です。
ところが荷物が重くなり、単価が上がり、届くまでの日数を気にするバイヤーが増えてくると、料金表の外側に選択肢が出てきます。国際宅配便の会社と、自分で契約を結ぶという道です。
この話題には、数字が飛び交います。「最大 70% 割引」「月間送料 10 万円が条件」。この記事では、そういう数字を書きません。 理由は途中で詳しく書きますが、ひとことで言えば、契約ごとに違って公開されていないからです。
代わりに書くのは、判断のしかたです。いつ検討するのか、何を用意するのか、提示された数字をどう読むのか。自分の荷物で計算できるようになることが、他人の割引率を知ることよりずっと役に立ちます。
日本郵便のサービスを含めた料金の比較は、別の記事で実額を並べています。
FedEx・DHLと個人契約するとは、どういうことか
まず、何が起きるのかを整理します。
窓口やウェブから都度発送するときに払っているのは、いわば定価です。定価のままだと、クーリエは郵便より高くつくことがほとんどです。
契約を結ぶと、その事業者専用の料金表が発行されます。 発送する国と重量帯ごとに、自分に適用される単価が入った表です。以降はその表で計算されます。
契約とは「割引をもらうこと」ではなく、「自分の荷物に合わせた料金表を作ってもらうこと」です。だから、荷物の中身によって効き方がまったく違います。
この構造から、2 つのことが言えます。
1 つめ。定価どうしの比較には意味がありません。 クーリエの定価と郵便の料金を並べて「クーリエは高い」と結論づけるのは、契約後の世界とは無関係な比較です。
2 つめ。他人の割引率も参考になりません。 発送する国、重量、件数の分布が違えば、同じ割引率でも実際に払う額は変わります。
いつ検討するのかを、件数で決めない
「月◯件を超えたら契約」という言い方をよく見ますが、この基準は当てになりません。同じ 30 件でも、100g の商品と 5kg の商品ではまったく別の話だからです。
見るべきなのは、次の 3 つです。
| 見るもの | なぜ効くか |
|---|---|
| 月の送料の総額 | 事業者にとっての取引規模。ここが小さいと専用の料金表を作る動機が生まれない |
| 荷物の重さの分布 | 重い荷物ほどクーリエが有利になりやすい。軽い荷物ばかりなら郵便のほうが安い場面が多い |
| 届くまでの日数を求められるか | 速さで選ばれる商材かどうか。ここが効かないなら急ぐ理由がない |
とくに 2 つめが大事です。軽い荷物ばかり扱っているなら、契約しても効果は限定的です。 郵便の小形包装物や国際エアパケットは軽量帯に強く、2kg を超えないなら選択肢として十分に残ります。
逆に、2kg を超える荷物が毎月まとまった数あるなら、検討する価値があります。郵便では EMS か国際小包しか選べなくなる領域だからです。

料金より先に効くのは、集荷と日数
契約の話は料金に集まりがちですが、実務で先に変わるのは別のところです。
1 つめは、荷物の持ち出し方です。 窓口へ持ち込む運用は、件数が少ないうちは問題になりません。ところが 1 日に何個も出るようになると、箱を抱えて往復する時間そのものが仕事になります。集荷を頼めるようになると、この時間が丸ごと消えます。
これは送料には表れないコストです。片道 20 分の往復を週 3 回やめられるなら、それは月に何時間かの回復です。 料金表だけで比べていると、この差が視界に入りません。
2 つめは、届くまでの日数です。 バイヤーは購入前に配達予定日を見ています。同じ商品が並んでいて、片方が 1 週間、もう片方が数日で届くなら、選ばれ方は変わります。
ただし、ここは慎重に見てください。速さが効く商材と、効かない商材があります。 コレクション品のように「手に入ること」が価値の中心なら、数日の差は決め手になりません。逆に、誕生日やイベントに間に合わせたい商材では、日数がそのまま成約に直結します。
自分の商材がどちらかは、バイヤーからの質問を思い出せば分かります。「いつ届きますか」と聞かれる頻度が高いなら、速さは価格と同じ重みを持っています。
個人契約の前に用意するもの
準備は 2 種類あります。書類と、数字です。
事業として届け出ていること
個人でも契約はできますが、事業者として届け出ていることが前提になります。 副業として販売しているなら、税務署への開業届が出発点です。
開業届について、国税庁の手続案内にはこう書かれています。
新たに事業を開始したとき、事業用の事務所・事業所を新設、増設、移転、廃止したとき又は事業を廃止したときの手続です。
そして提出時期は、こう記載されています。
事業の開始等の事実があった日の属する年分の確定申告期限までに提出してください。
「開業から 1 か月以内」と説明している情報も見かけますが、国税庁の手続案内の記載はこちらです。 e-Tax で作成して提出できますし、書面で作成して持参または送付することもできます。
税務面の全体像は、別の記事で扱っています。
実績を数字で出せること
もう 1 つが、過去の発送実績です。ここが用意できているかどうかで、話の進み方が変わります。
まとめておくとよいのは次の 4 つです。
- 月ごとの発送件数(できれば直近 6 か月ぶん)
- 1 件あたりの平均重量
- 発送先の国と、その件数の内訳
- 月ごとの送料の合計
この数字は、交渉のためというより、自分のためのものです。 提示された料金表が自分にとって得なのかどうかは、この分布がないと計算できません。
郵便の控えや発送履歴が残っていれば、そこから作れます。残っていないなら、契約を検討し始めた月から記録を取り始めてください。

判断の順番を、図にしておく
ここまでの話を 1 枚にすると、こうなります。
図の入口が「先月の送料を件数で割る」から始まっているのは意図的です。この数字を持たないまま見積もりを受け取っても、それが良い条件なのか判断できません。
申し込みから始まるまでの流れ
会社によって細部は違いますが、大枠は共通しています。
- 公式サイトの問い合わせ窓口から連絡する
- 担当者から折り返しがあり、事業の内容と発送の実績を聞かれる
- 書類と実績のデータを出す
- 自分向けの料金表が提示される
- 内容に合意すればアカウントが開設され、集荷と送り状の手続きに進む
見落とされがちなのは、3 と 4 のあいだに時間がかかることです。すぐ使い始めたい時期に申し込むと間に合いません。繁忙期の前に動くつもりで考えてください。
割引率という数字を、そのまま受け取らない
ここがこの記事の中心です。
割引率は公開されていないが、追加料金は公開されている
ここを分けて考えると、調べ方が変わります。
自分に適用される料金表(割引後の単価)は公開されていません。 契約ごとに違うので、他社の記事に出ている「最大◯%」という数字は、伝聞か、特定の誰かの契約内容です。それを自分の見込みとして計画に入れると、話が違ったときに立て直せません。この記事に割引率が出てこないのはそのためです。
一方で、上乗せされる追加料金のほうは公開されています。 DHL は日本語のサービスガイド・料金表を PDF で公開していて、そこに金額が明記されています。つまり、割引後の単価は分からなくても、そこに何がいくら乗るかは事前に調べられます。
割引率が高くても、実額は動く
もう 1 つ、割引率で比べてはいけない理由があります。料金表の外側に、サーチャージとして加算される項目がいくつもあるからです。
DHL のサービスガイド・料金表(2025 年版・日本)から、eBay セラーに関係しそうなものを抜き出します。
| サーチャージ | 料金設定 | 金額 |
|---|---|---|
| 航空機燃料割増料金 | 運送状 1 枚あたり | 運送費および追加料金に対する %(月次変動制) |
| 遠隔地配達手数料 | 運送状 1 枚あたり | 3,500 円または 80 円/kg のいずれか高い方 |
| 遠隔地集荷手数料 | 運送状 1 枚あたり | 3,500 円または 80 円/kg のいずれか高い方 |
| 規定外貨物手数料(寸法) | 1 梱包あたり | 3,300 円 |
| 規定外貨物手数料(重量) | 1 梱包あたり | 15,000 円 |
| 特別貨物取扱料 | 1 梱包あたり | 3,300 円 |
| 配達先住所修正手数料 | 運送状 1 枚あたり | 1,700 円 |
| 繁忙期追加金・緊急事態追加金 | — | 重量・仕向地により異なる |
遠隔地の宛先に 1 件送ると、それだけで 3,500 円が乗ることがあります。単価の低い商材なら、1 件の利益が丸ごと消える金額です。
割引率が高くても、これらが乗れば実際の支払いは変わります。割引率は料金表の話であって、請求書の話ではありません。
なお、上の金額は DHL が公開している標準の料金です。FedEx にも同じ種類の追加料金がありますが、こちらは公式の資料を取得できなかったので、金額を当てはめて書きません。 自分が契約する会社の料金表で確認してください。
もう 1 つ、見落としやすい点があります。割引率は基準となる料金があって初めて意味を持ちます。 基準の料金が改定されれば、同じ割引率でも支払額は変わります。「率は据え置きです」という説明を受けても、実額が上がっていることはあります。
3 つめ(容積重量や重量の申告)については、仕組みが分かる記載があります。日本郵便のゆうグローバルエクスプレスの運賃料金表には、こう書かれています。
お客さまが運送状に記載した容積・重量と、当社が計測した容積・重量に相違があった場合は、当社の計測した数値により運賃料金を算出します。
クーリエ側も同じ考え方です。DHL のサービスガイドには、こう書かれています。
1梱包当たりの貨物の容積(寸法)重量(Volume Weight)が実重量(Actual Weight)を超える場合は、『容積重量(kg)=最大長(cm)×最大幅(cm)×最大高(cm)÷5,000(cm3/kg)※端数は0.5kg単位に切り上げ』として計算します。
除数の 5,000 は日本郵便のゆうグローバルエクスプレスと同じで、端数が 0.5kg 単位で切り上がる点まで明記されています。申告した数値が甘いと、あとから差額が来ます。 梱包が終わってから測る、という順番を守ってください。
梱包と寸法の関係は、別の記事にまとめています。
比べる物差しは、1件あたりの実支払額
では何で比べるのか。請求書に出てくる総額を、発送件数で割った数字です。
計算はこれだけです。
1 件あたりの実支払額 = 月の請求総額 ÷ 月の発送件数割引率ではなく、この数字を郵便で送っていたときと比べます。追加料金も為替も込みで比べられるので、判断を誤りません。
さらに、発送先の国ごとに分けて出すと、使い分けの材料になります。同じ契約でも、宛先によって郵便のほうが安い国は残ります。 どちらか一方に寄せる必要はありません。
契約せずに、割引レートを使う道
いきなり契約に進まなくても、選択肢はあります。
eBay は日本のセラー向けに、発送まわりの案内と仕組みを用意しています。eLogi や SpeedPAK、eBay International Shipping がそれにあたります。細かい利用条件は変わることがあるので、必ず eBay の公式案内で最新の条件を確認してください。
この道の利点は 2 つあります。
契約の手続きを踏まずに始められること。 そしてもうひとつ、使いながら実績のデータが貯まることです。ここで数か月動かしておけば、契約を検討する段になったときに、出すべき数字がすでに手元にあります。
順番としては、こちらを先に試して、実額を測ってから契約の相談に進むほうが安全です。測る前に契約すると、比較対象がないまま提示された料金表を評価することになります。
この期間に測っておくとよいのは、次の 3 つです。
- 宛先の国ごとの、1 件あたりの実支払額。上位 3 か国だけでも十分に材料になります
- 重量帯ごとの件数。0.5kg 刻みくらいで数えておくと、どの帯で郵便より不利かが見えます
- 請求に乗った追加料金の内訳。何が、どの宛先で、いくら乗ったか
この 3 つが数か月ぶん貯まると、見積もりを受け取ったときに「自分の分布に当てはめるといくらになるか」を計算できます。料金表は、自分の荷物に当てはめて初めて評価できます。
交渉で効くこと、効かないこと
料金表は、出てきたものを受け取るだけではありません。ただし、効く働きかけは限られます。
効くこと
- 過去の実績を数字で出す(件数・重量・宛先・総額)
- これからの見込みを、根拠つきで示す
- 契約更新のタイミングで、実績を持って見直しを申し出る
- 宛先の分布を伝える(得意な地域は会社によって違う)
効きにくいこと
- 他社の条件を強く持ち出す
- 実績のない見込みだけを大きく語る
- 一度きりの値下げ要求
実績が数字で出せることが、交渉のほとんどすべてです。 担当者は社内で説明する材料を必要としていて、それを渡せるかどうかで話が動きます。
逆に、他社の提示条件を持ち出すやり方は、うまくいくこともありますが関係を悪くすることもあります。長く付き合う相手なので、自分の実績を出すほうを主軸にするのが健全だと感じています。
そしてもう 1 つ、契約は解約されることもあります。 発送量が落ち込んだ期間が続けば、条件の見直しの話が来ます。契約したら永久にその料金、という前提で利益計算を組まないでください。
個人契約の契約書で確認しておくこと
料金表に目が行きますが、条件のほうが後から効きます。合意する前に、次の 5 つは読んでおいてください。
| 確認すること | なぜ効くか |
|---|---|
| 適用の期間と、更新のしかた | いつまでその料金表なのか。自動更新なのか、都度合意なのか |
| 料金が見直される条件 | 何をもって見直しになるのか。発送量が落ちたときの扱いも含む |
| 基準料金の改定の扱い | 割引率が据え置きでも、基準が上がれば支払額は上がる |
| 追加料金の種類と、通知のされ方 | 燃油や遠隔地の扱い。どこで確認できるのかも |
| 支払いの方法と締めのタイミング | 資金繰りに直結する。月末締めなのか、都度なのか |
このうち 2 つめは、聞きにくいけれど聞いておく価値があります。「発送量が落ちた月が続いたらどうなりますか」という質問です。答えを聞いておけば、閑散期に慌てずに済みます。
そして、口頭で説明された条件は書面で確認してください。担当者は変わります。次の担当者が引き継ぐのは、書面に残っている内容だけです。
契約したあとに見る数字
契約して終わりではありません。むしろ、契約してからのほうが見る数字が増えます。
月に一度、次の 4 つを出します。
| 指標 | 出し方 |
|---|---|
| 1 件あたりの実支払額 | 月の請求総額 ÷ 発送件数 |
| 送料が売上に占める割合 | 月の送料合計 ÷ 月の売上 |
| 発送方法ごとの件数の比率 | 郵便とクーリエをそれぞれ何件使ったか |
| 見積もりと請求のずれ | 出荷時の想定と、実際の請求の差 |
4 つめが大事です。ここが毎月ずれているなら、原因は寸法の申告か、宛先の追加料金のどちらかであることがほとんどです。ずれの原因が分かれば、次の月から潰せます。

なお、追跡番号を期限内に登録する運用は、発送方法が変わっても同じです。契約を変えたタイミングで登録の手順が変わり、抜けが出ることがあります。
1件あたりの実支払額を出せる状態にする
この記事の判断はすべて、自分がいくら払ったかを注文ごとに把握できていることが前提になっています。
配送業者の明細と、eBay の売上と、仕入の記録が別の場所にあると、1 件あたりの実支払額を出すだけで数時間かかります。そして数時間かかる作業は、たいてい続きません。
私たちが開発している Trade Force は、商品・在庫・出品・注文・発送・売上をひとつの画面で管理する定額制の OMS(受注管理システム)です。
売れた注文がそのまま出荷のタスクになり、配送方法と追跡番号を入れて出荷を確定すると、発送情報が eBay へ反映されます。売上の画面では、期間を指定して販売数・売上金額・手数料・返金額・入金額を確認できます。
利益計算ツールでは、販売額・送料・為替・手数料率・仕入価格から利益と利益率を計算できます。契約後の実額を入れて計算し直せば、その料金表が自分にとって得なのかが 1 件ずつ確かめられます。
まとめ
クーリエとの契約は、規模の大きいセラーだけの話ではありません。ただし、判断の順番を間違えると損をします。
- 契約とは、自分の荷物に合わせた料金表を作ってもらうこと
- 件数の閾値で決めない。送料の総額・重さの分布・速さを求められるかで見る
- 事業としての届出が前提。開業届の提出時期は、国税庁の案内では確定申告期限まで
- 割引率は契約ごとに違い、公開されていない。他人の数字を自分の見込みにしない
- 燃油・遠隔地・重量修正で実額は動く。比べるのは 1 件あたりの実支払額
- 先に eBay の仕組みで実額を測ってから、契約の相談に進む
測っていないものは、交渉できません。 まずは先月の送料を件数で割るところから始めてみてください。
よくある質問
Q1.副業のままでもFedExやDHLと契約できますか
事業者としての届出があれば、副業かどうかは問題になりません。会社員のまま個人事業主として届け出ているセラーは珍しくありません。
ただし、契約は取引の話なので、発送の量と継続性が見られます。 届出があることは入口の条件であって、それだけで有利な料金表が出るわけではありません。量が足りない段階では、eBay が用意している発送の仕組みを使いながら実績を作るほうが現実的です。
Q2.FedExとDHLはどちらがいいですか
宛先によって違うので、一般的な優劣は付けられません。会社ごとに強い地域と弱い地域があり、それは料金表と配達日数の両方に出ます。
判断材料は自分の販売実績です。発送先の国とその件数を並べて、上位の国について両社に見積もりを依頼してください。 2 社と契約して宛先で使い分けているセラーもいますが、それは事務の手間も 2 倍になるということです。件数が少ないうちは、どちらか一方に寄せるほうが管理は楽です。
Q3.契約したら、郵便は使わなくなりますか
そうはならないことがほとんどです。軽い荷物では郵便のほうが安い場面が残りますし、追跡を付けても 2kg 以下なら郵便の選択肢は強いままです。
現実的な運用は、重さと宛先で線を引いて使い分けることです。線をどこに引くかは、1 件あたりの実支払額を出せば見えてきます。契約は郵便を置き換えるものではなく、選択肢を 1 つ増やすものだと考えてください。
Q4.集荷は毎日来てもらえますか
会社と地域によりますが、定期的に来てもらう形と、その都度依頼する形の両方があるのが一般的です。どちらにするかは発送の頻度で決めてください。
判断の材料になるのは、持ち込みに使っている時間です。往復の時間と、窓口で待つ時間を実際に測ってみると、思っていたより大きいことが多いです。その時間を出品や仕入れに戻せるなら、送料が多少高くても総額では得になる、という計算が成り立ちます。
Q5.見積もりのときに、何を伝えればいいですか
過去の実績を、数字でまとめて渡してください。月ごとの発送件数、1 件あたりの平均重量、発送先の国と件数、月ごとの送料の合計。この 4 つがあれば話が進みます。
加えて、これからの見込みを伝えるときは、根拠のある範囲で言うことをおすすめします。大きく言えば良い料金表が出るわけではなく、あとで実績が届かなければ見直しの話になるだけです。
Q6.請求額が見積もりより高いのはなぜですか
多いのは 2 つです。1 つは寸法や重量の申告と実測のずれ、もう 1 つは宛先による追加料金です。
前者は自分で潰せます。梱包が終わってから測り、切り上げではなく実測値で申告してください。後者は宛先ごとの性質なので、発生する宛先を把握して、価格や送料設定に織り込むほうが早いです。どちらも、月次で見積もりと請求のずれを見ていれば原因が特定できます。
参照リンク
この記事を書いた人
Trade Force 運営チーム
越境EC向け販売管理ツール「Trade Force」の運営チーム。自らも eBay で日本のトレーディングカードを販売しており、現場の実体験に基づく情報を発信しています。
Trade Force について詳しく見るTrade Force へのお問い合わせはこちら!
eBay輸出の販売管理に関するご相談・ご質問など、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせする









