eBayマルチバリエーション出品|使える条件と、1出品に入る上限
この記事の3行要約
- 固定価格のみ。バリエーション項目は5つまで、各項目50値まで、組み合わせは250まで追加料金なし
- 再出品すると数量ゼロのバリエーションが元の数量で復活する。GTCで運用するほうが安全
- 在庫が増えたら新しい出品を作らず既存の出品に足す。販売履歴がBest Matchの要素のひとつになる
目次
- 1.はじめに
- 2.eBayのマルチバリエーション出品が使える条件
- 3.1つのeBayバリエーション出品に入れられる数の上限
- 4.eBayバリエーション出品の在庫と価格の持ち方
- 5.eBayバリエーション出品の項目を、何にするか
- 5-1.選択肢に無い値をどうするか
- 6.1つのeBay出品に詰めてはいけないもの
- 6-1.重複出品との関係
- 7.在庫切れのeBayバリエーションを、どう扱うか
- 7-1.在庫なしのまま過ぎた月は、出品料が返金の対象になる
- 8.eBayバリエーション出品を再出品すると、数量が元に戻る
- 9.1点ずつ出品する場合と、どちらが向いているか
- 10.出品したあとで、バリエーションを増やす・減らす
- 11.バリエーションごとの売れ行きを、あとから読む
- 12.サイズの表記を、そのまま持ち込まない
- 13.マルチバリエーション出品にしないほうがよい場合
- 14.出品を分けたときに起きること
- 15.すでに1点ずつ出している出品を、まとめ直す
- 16.共通部分を型にして、差分だけを扱う
- 17.まとめ
- 18.よくある質問
- 19.参照リンク
はじめに
サイズ違いを 5 点、色違いを 3 色。これを 1 点ずつ出品していると、同じ説明文を 15 回書くことになります。バイヤーの側でも、別の色を探すために検索結果へ戻る手間がかかります。
これを 1 つの出品にまとめるのが、マルチバリエーション出品です。
この記事では、使える条件、1 出品に入れられる上限、在庫と価格の持ち方、詰めてはいけないものの 4 点で整理します。出品画面の操作そのものは、画面構成が変わるので書きません。基本の出品手順は別の記事にあります。
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eBayのマルチバリエーション出品が使える条件
条件は 2 つです。
固定価格であること。 eBay 公式の説明は「オークションではなく固定価格で商品を販売する場合」と始まります。オークション形式ではバリエーションを設定できません。設定項目が見つからないときは、まず出品形式を確認してください。
対応するカテゴリであること。 バリエーションの説明ページの記載は「ほとんどのカテゴリがバリエーション出品に対応している」です。
ただし、別のヘルプ(出品へのカテゴリの追加)は、現在バリエーションの出品を作れるカテゴリとして、服・シューズ・アクセサリー、健康&ビューティ、ホーム&ガーデン(ほとんどのサブカテゴリ)、ジュエリー&腕時計、ペット用品、スポーツ用品の 6 つを挙げています。公式のページどうしで書き方が揃っていないので、どちらか一方を根拠に「使える」「使えない」と決めないでください。
同じヘルプは、カテゴリ検索ツールで、そのカテゴリがバリエーションに対応しているかを確かめられると書いています。扱っている商材のカテゴリで設定できるかは、このツールか、実際に出品を作ってみて確かめるのが確実です。
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固定価格出品はGood 'Til Cancelled、つまり指定した数量が売れるか、自分で終了するまで有効な形式です。この性質が、後述する在庫の扱いに効いてきます。
1つのeBayバリエーション出品に入れられる数の上限
上限は公式に明示されています。ここを知らないまま設計すると、途中で入らなくなります。
| 項目 | 上限 |
|---|---|
| バリエーション項目の数 | 5 つまで |
| 1 項目あたりの選択肢の数 | 50 個まで |
| 1 出品あたりのバリエーションの組み合わせ | 250 個まで(追加料金なし) |
| 各バリエーションの画像 | 24 枚まで |
公式が挙げている例はこうです。靴を売るなら、5 つの項目を色・サイズ・幅・素材・スタイルにできる。それぞれに 50 通りの値を持てる。
実務上いちばん先に当たるのは、組み合わせの 250 個です。項目を 5 つ使うと、選択肢が少なくても組み合わせは急に増えます。色 5 × サイズ 8 × 幅 3 = 120 で、まだ 2 項目残っています。ここに素材 3 を足すと 360 になり、上限を超えます。
項目を増やす前に、組み合わせの数を掛け算で出すのが安全です。
eBayバリエーション出品の在庫と価格の持ち方
価格と数量は、バリエーションごとに別々に設定できます。同じ商品でも、サイズによって仕入れ値が違うなら価格を変えられます。
公式は、出品を作るときの順番をこう書いています。
- すべての商品に共通する特徴を記述する
- バリエーションの項目と、各項目の選択肢を指定する
- 在庫が数量と正確に一致しているか見直す。在庫が無いバリエーションは削除できる
- 画像を追加する
- 数量と価格を入れる。バリエーションごとに変えてよい
1 つめの「共通する特徴を記述する」が、実は設計の要です。すべてのバリエーションに当てはまることだけを説明文に書くということなので、ここに個別の話を混ぜると破綻します。
SKUをバリエーションごとに振っておくと、手元の在庫と突き合わせやすくなります。出品側の数量と実物がずれると、売り越しが起きます。公式も、売り越しは避けるべきで、在庫切れで注文をキャンセルするとセラーの評価に影響すると書いています。
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eBayバリエーション出品の項目を、何にするか
5 つ使えるからといって、5 つ使う必要はありません。項目は、バイヤーが選ぶ必要があるものだけにします。
判断の基準はひとつです。その違いで、バイヤーが買うものが変わるかどうか。
- 色。変わります。項目にします
- サイズ。変わります。項目にします
- 素材。同じ商品で複数の素材があるなら項目、1 種類しかないなら説明文へ
- 付属品の有無。価格が変わるなら項目、変わらないなら説明文へ
- 製造年。個体差の話なら、そもそもバリエーションではありません。年式で仕様そのものが変わる商品なら、項目にする余地はあります
項目を増やすと、選ぶ手数も増えます。プルダウンが 5 つ並ぶページは、選び終わるまでに離脱します。2 つか 3 つで足りるなら、そこで止めるほうが売れます。
もうひとつ、実務上の理由もあります。組み合わせが増えるほど、在庫の管理単位が増えます。色 5 × サイズ 8 で 40 通り、そこに幅 3 を足すと 120 通りです。120 個の数量を実物と合わせ続けられるかを先に考えてください。
選択肢に無い値をどうするか
用意されている選択肢に、扱っている色や規格が無いことがあります。独自の値を作れる場合もありますが、むやみに作らないほうがよいと考えています。
理由は絞り込みです。バイヤーは検索結果の左側で色やサイズを絞り込みます。独自に作った値は、その絞り込みの選択肢と一致しません。探している人の絞り込みから外れることになります。せっかく 1 ページにまとめても、たどり着いてもらえなければ意味がありません。
近い標準の値があるならそちらを選び、正確な表現は説明文に書く。この順番のほうが、見つけてもらえる可能性は高くなります。
1つのeBay出品に詰めてはいけないもの
上限まで入れられるからといって、何でも 1 つにまとめてよいわけではありません。
別の商品を混ぜない。 バリエーションは「同じ商品の、色やサイズの違い」を並べるものです。型番の違う別商品を選択肢として並べると、共通する特徴を書けなくなります。
互換性の情報が分かれるものを混ぜない。 公式は、Parts & Accessories で売る場合、互換性情報がすべてのバリエーションに当てはまる必要があると明記しています。適合する車種が違うものを 1 つにまとめることはできません。
選択肢の名前を実態とずらさない。 選択肢はItem Specificsと同じで、正確であることが前提です。在庫が無い色を選択肢に残しておくのも、実態とのずれになります。
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重複出品との関係
逆方向の話もしておきます。同じ商品を複数の出品に分けるほうが問題になる場面があります。
重複出品に関するポリシーは、同一商品の固定価格出品を同じ出品者が同時に複数出すことを禁じています。異なるカテゴリに出すことも、異なるユーザー名で出すことも、どちらも重複です。
ポリシーは、同一の商品に小さなおまけを付けただけの、大差のない 2 つの出品も重複に含めています。「付属品を 1 つ足したから別の出品」という分け方は通りません。
そして同じポリシーが、サイズや色などのバリエーションがある商品は、同一の固定価格出品にバリエーションを付けることを正規の手段として挙げています。まとめるのは、手間を減らすためだけではなく、ポリシー上も推奨されている形ということです。
このあと紹介している記事 (3 本)
在庫切れのeBayバリエーションを、どう扱うか
サイズ S だけが売り切れた。ここからの選択肢は 3 つです。
削除する。 公式は「在庫が無いバリエーションは削除できる」と書いています。もう仕入れないサイズなら、消すのがいちばん素直です。
数量 0 のまま残す。 out-of-stockオプションを有効にしていれば、数量が 0 になっても出品は有効なまま、検索結果からは隠れます。数量を戻せば再表示されます。定期的に補充する商材なら、この形が合います。
補充する。 公式は、在庫が増えたときに新しい出品を作らず、既存の出品に足すべきだと書いています。理由も明示されていて、出品の販売履歴がBest Matchの検索結果での位置を決める要素のひとつだからです。
out-of-stock オプションで残していても、数量が 0 のまま 180 日連続で続くと eBay が出品を終了します。
隠れているだけで存在しているつもりでいると、ある日消えています。補充の見込みがないなら、180 日を待たずに整理するほうが管理しやすくなります。
在庫なしのまま過ぎた月は、出品料が返金の対象になる
数量 0 で残すと、その間の費用が気になります。GTC の出品には、作成した時点から毎月、基本出品料がかかるからです。
これについて eBay のヘルプは、在庫なしオプションを有効にしていて、その月の請求期間の全体を通して数量が 0 だった場合、その期間の基本出品料とアップグレード料金が返金の対象になることがあると書いています。途中で 1 つでも補充した月は、全体を通して 0 ではないので当てはまりません。
在庫なしオプションは出品ごとではなく、出品の設定で一度オンにすると、既存と今後のすべての数量付き出品にかかります。一部の出品だけ在庫切れで終了させたいなら、その出品は自分で終了させる運用になります。
在庫切れの検知と、取り下げるかどうかの判断は、別の記事で扱っています。

eBayバリエーション出品を再出品すると、数量が元に戻る
再出品すると、売り切れて数量 0 にしていたバリエーションが、元の数量で戻ります。ここが、この記事でいちばん注意してほしいところです。
出品を再出品すると、数量がゼロのバリエーションは、元の数量で再出品されます。現在の在庫に合わせて、数量を見直して更新する必要があります。定期的に再出品する予定なら、Good 'Til Cancelled での出品をおすすめします。
売り切れて 0 にしたサイズが、再出品の瞬間に元の数に戻る。気づかずにいると、無い在庫を売ることになります。売れてからキャンセルすれば、セラー都合のキャンセルとして記録に残ります。
対策は 2 つです。ひとつは、公式が推奨しているとおり Good 'Til Cancelled で運用して、そもそも再出品を挟まないこと。もうひとつは、再出品したときに数量を必ず見直す手順を決めておくことです。
再出品そのものの料金と、基本出品料が返ってくる条件は、eBayの再出品の記事で扱っています。
1点ずつ出品する場合と、どちらが向いているか
まとめるか分けるかは、商材で変わります。ざっくり比べます。
| バリエーションにまとめる | 1 点ずつ出品する | |
|---|---|---|
| 良いところ | 説明を 1 回書けばよい。販売履歴が 1 つの出品に集まる。バイヤーが 1 ページで比較できる | 個体ごとの説明を書ける。価格帯が離れていても違和感がない |
| つらいところ | 在庫の管理単位が増える。共通しない説明を書けない | 同じ説明を何度も書く。販売履歴が分散する。重複出品に当たる可能性がある |
| 向いている | 新品・同一規格・色やサイズの展開があるもの | 中古の 1 点もの、個体差が説明の中心になるもの |
中古を扱っているセラーは、ここで迷います。同じ型番でも状態が違うからです。判断の目安は、状態の違いを選択肢の名前で表せるかどうかだと思います。「A ランク / B ランク」のように基準を決めて運用できるなら、まとめられます。1 点ずつ文章で説明しないと伝わらないなら、分けたほうが誠実です。

出品したあとで、バリエーションを増やす・減らす
運用中の変更についても書いておきます。
選択肢を足す。 新しい色を仕入れたら、既存の出品に追加できます。前述のとおり、公式も新しい出品を作るより既存に足すことを勧めています。
選択肢を消す。 在庫が無いバリエーションは削除できます。ただし、削除するとその組み合わせの販売履歴も出品から消えます。また仕入れる見込みがあるなら、数量 0 で残すほうが後で楽です。
数量だけを変える。 いちばん頻度が高い操作です。公式は、在庫が変わるたびに数量を更新するよう求めています。理由は 2 つで、販売履歴が Best Match の要素であること、そして売り越しを避けることです。
自分の手元にだけ在庫があるなら、売れたときに減らすだけで足ります。
仕入れ先の在庫を見て出している場合は、相手側が売り切れた瞬間に自分の数量も合わなくなります。この場合、更新の頻度は自分の都合ではなく仕入れ先の動きで決まります。
バリエーションごとの売れ行きを、あとから読む
まとめることの副産物として、どの選択肢が売れているかが分かります。
色 5 × サイズ 8 の 40 通りを 1 点ずつ出品していると、売れたかどうかは出品ごとにバラバラに記録されます。1 つにまとめておけば、同じ商品の中でどの組み合わせが動いたかを比べられます。
ここで効いてくるのが SKU です。バリエーションごとに自分で決めた管理番号を振っておくと、eBay 側の売れ行きと、手元の仕入れ記録を突き合わせられます。振っていないと、色とサイズの文字列で照合することになり、表記ゆれで合わなくなります。
読み取れることは 2 つあります。この 2 つは、まとめていない出品からは読み取れません。
- 仕入れの配分。 次に仕入れるとき、どのサイズを厚くするか
- 切る判断。 何か月も動かない組み合わせを、選択肢から外すか
40 通りのうち、たいてい売上の大半は数通りに寄ります。寄っている数通りを厚くし、動かない組み合わせを整理するだけで、在庫の総額は変わらないまま回転が上がります。
サイズの表記を、そのまま持ち込まない
日本のセラーが引っかかりやすいのが、サイズの表記です。
eBay のサイズの選択肢は、多くのカテゴリで US 表記が基準になっています。日本の cm 表記をそのまま数字だけ置き換えると、まったく違うサイズになります。
この記事では変換表を載せません。メーカーと商材によって対応がずれるためで、汎用の表を信じると個別の商品で外れます。やることは 2 つです。
- 出品する商品について、メーカーが公表しているサイズ表記を確認する
- 選択肢に設定した表記と、説明文に書いた実寸を両方載せる
実寸を書いておくと、表記の解釈がずれても判断材料が残ります。返品の理由がサイズ違いに寄る商材では、ここが効きます。
画像も同じで、選択した色に合わせて写真が切り替わらないと、届いてから「違う」という話になります。バリエーションごとに 24 枚まで持てるので、色ごとの写真は分けておくほうが安全です。
最初の 1 枚は、全部のバリエーションが写っているものにするという置き方もあります。検索結果に出るのはこの 1 枚なので、展開があること自体が伝わります。ただし、その 1 枚で個々の色が判別できないほど小さく写ると逆効果なので、点数の多い商品では代表色 1 つに絞るほうが無難です。
マルチバリエーション出品にしないほうがよい場合
まとめるほうが常に良いわけではありません。次の場合は、分けたままのほうが扱いやすくなります。
1 点ものを扱っている。 中古品で個体差が大きいなら、状態の説明が個別に必要です。共通する特徴で説明を書けないなら、バリエーションの前提から外れます。
価格帯が大きく離れている。 同じ出品の中に 20 ドルと 300 ドルが並ぶと、検索結果に出る価格の見え方が実態とずれます。
組み合わせが 250 を超える。 上限に当たるなら、商品群を分けるしかありません。分けるときは、重複出品にならないよう別の商品として説明が成立する単位で切ります。
カテゴリが対応していない。 設定項目が出てこないなら、そのカテゴリでは使えません。無理に別のカテゴリを選んで設定を出そうとすると、カテゴリの選び方そのものが不正確になります。
説明の共通部分が書けない。 判断の中心はここです。共通する特徴を 1 つの説明で書けないなら、それは同じ商品の違いではなく、別の商品が並んでいる状態です。
手元の在庫を数え切れない。 組み合わせが増えるほど、実物と数量を合わせる作業が重くなります。合わせられない数を作ると、売り越しが起きます。上限の 250 は「入れられる数」であって、「管理できる数」ではありません。
出品を分けたときに起きること
まとめない選択をした場合に何が起きるかも、書いておきます。
販売履歴が分散します。 同じ商品を 12 の出品に分けると、売れた記録も 12 に分かれます。公式が「在庫が増えたら既存の出品に足すべき」と書いている理由がここにあります。
重複出品に当たる可能性があります。 同一商品の固定価格出品を同時に複数出すことは許可されていません。色やサイズの違いがある商品については、バリエーションを付けた 1 出品が正規の形として挙げられています。「違う色だから別商品」という理解は、条文には出てきません。
説明の更新が 12 か所になります。 発送の条件や返品の方針を変えたとき、まとめてあれば 1 回です。分かれていれば 12 回で、どこかが古いまま残ります。古い条件が残っている出品から売れると、書いてある内容と実際の対応がずれます。
値下げの操作も 12 回になります。 相場が動いたときの追随が遅れ、動きの速い商材ほど不利になります。
分けることに理由があるならそれで構いませんが、「まとめ方が分からないから分けている」なら、まとめる側を検討する価値があります。
すでに1点ずつ出している出品を、まとめ直す
分けて出したものを、あとから 1 つにまとめることもできます。ただし順番を決めておかないと、途中で在庫が消えたり、重複出品の状態を経由したりします。
残すのは、販売履歴が積み上がっている出品です。 公式は、出品の販売履歴が Best Match の検索結果での位置を決める要素のひとつだと書いています。まとめる先は、いちばん売れている 1 本にしてください。新しく作り直すと、その履歴は引き継がれません。
残す 1 本にバリエーションを足してから、他を終了させます。 逆の順でやると、まとめ終える前に在庫が出品から消えます。足し終えたことを確認してから、元の出品を終了させてください。
終了させた側の販売履歴は移りません。 ここは避けられないので、まとめること自体で得をすると考えないほうがいいと思います。得になるのは、これから積み上がるぶんです。
一度に全部やらないでください。 動いている出品を終了させるのは、それだけで売れる機会を捨てる操作です。動いていない色やサイズから順に寄せていくと、失うものが小さく済みます。
作業としては地味ですが、本当の効果は説明文の更新が 1 か所で済むようになることです。分かれたままだと、直したつもりの発送条件や返品の方針が、どこかに古いまま残ります。
共通部分を型にして、差分だけを扱う
バリエーション出品は「共通する特徴」と「差分」に分けて考える形式です。この分け方は、出品作業そのものにも効きます。共通部分を毎回書き直していると、同じ内容が少しずつずれていきます。
Trade Force は、eBay 輸出の商品・在庫・出品・注文・発送・売上をひとつの画面で管理する定額制の OMS です。出品文とコンディション説明をテンプレートとして持てるので、共通部分を型として固定し、差分だけを商品ごとに書く形にできます。
在庫と出品を同じ画面で持てるので、どのバリエーションがいくつ残っているかを実物と突き合わせて見返せます。注文は eBay から自動で取り込まれ、入荷と出荷のタスクも自動で作られるので、売れたぶんの数量を別の画面で追いかける必要がありません。
Trade Force のサービス紹介からご覧ください。
まとめ
条件は固定価格と、対応カテゴリの 2 つです。 公式は「ほとんどのカテゴリが対応している」としています。設定項目が出てこないときは、まず出品形式を確認してください。
上限は明示されています。 項目は 5 つ、各項目の選択肢は 50 個、組み合わせは 250 個まで追加料金なし。画像は各バリエーション 24 枚まで。項目を増やす前に、組み合わせを掛け算で出してください。
再出品すると数量が元に戻ります。 売り切れて 0 にしたバリエーションが復活します。Good 'Til Cancelled で運用するか、再出品のたびに見直す手順を決めてください。
在庫が増えたら、既存の出品に足してください。 販売履歴が Best Match での位置を決める要素のひとつだと公式に書かれています。新しい出品を作ると、重複出品にもあたります。
数量 0 のまま 180 日で、eBay が出品を終了します。 隠して残しているつもりでも、いつまでも残るわけではありません。
よくある質問
Q1.バリエーションの設定項目が出てきません
まず出品形式を確認してください。オークション形式ではバリエーションを設定できません。固定価格になっているかを見てください。
そのうえで、選択しているカテゴリが対応しているかどうかです。公式は「ほとんどのカテゴリが対応している」としていますが、すべてではありません。
Q2.バリエーションはいくつまで作れますか
バリエーション項目は 1 出品につき 5 つまで、各項目の選択肢は 50 個までです。組み合わせは 250 個まで、追加料金なしで作れます。
先に当たるのは組み合わせの上限なので、項目を増やす前に掛け算で確認してください。
Q3.売り切れたサイズは削除したほうがいいですか
もう仕入れないなら削除で構いません。定期的に補充するなら、out-of-stock オプションで数量 0 のまま残すと、補充したときに販売履歴を引き継げます。
ただし数量 0 のまま 180 日連続で続くと、eBay が出品を終了します。
Q4.在庫が増えたとき、新しく出品し直したほうがいいですか
公式は、既存の出品に足すべきだとしています。出品の販売履歴が Best Match での位置を決める要素のひとつだからです。
加えて、同じ商品を別の出品として出すと重複出品にあたります。
Q5.日本のサイズをそのまま選択肢にしてよいですか
多くのカテゴリで選択肢は US 表記が基準になっているので、cm の数字をそのまま置くと別のサイズになります。
メーカーが公表しているサイズ表記を確認し、説明文には実寸も書いておくと、解釈がずれたときの判断材料が残ります。
Q6.バリエーション項目は5つ全部使ったほうがいいですか
使う必要はありません。判断の基準は、その違いでバイヤーが買うものが変わるかどうかです。変わらないものは説明文へ回してください。
項目が増えるほど選ぶ手数が増え、在庫の管理単位も増えます。2 つか 3 つで足りるなら、そこで止めるほうが扱いやすくなります。
Q7.1点ずつ出している出品を、あとからまとめられますか
まとめられます。順番だけ決めておいてください。
残すのは、いちばん売れている 1 本です。公式は、出品の販売履歴が Best Match での位置を決める要素のひとつだと書いています。新しく作り直すと、その履歴は引き継がれません。
そして、残す 1 本にバリエーションを足してから、他を終了させます。逆にすると、まとめ終える前に在庫が出品から消えます。動いている出品から手を付けず、動いていない色やサイズから順に寄せてください。
Q8.価格はバリエーションごとに変えられますか
変えられます。数量も価格も、バリエーションごとに設定できます。
ただし価格帯が大きく離れると、検索結果での見え方が実態とずれるので、離れすぎる場合は出品を分けたほうが扱いやすくなります。
Q9.購入者に残りの在庫数を見せないようにできますか
できます。eBay のヘルプによると、出品の設定の「マルチ数量出品」にある、購入者が商品の残数を確認できるかどうかのトグルで切り替えます。
表示を消しても、出品側の数量は正確に持っておく必要があります。数量が実物とずれると売り越しになり、在庫不足によるキャンセルは出品者のレベルに影響するおそれがあると、同じヘルプに書かれています。
参照リンク
本記事で参照した eBay 公式のページです。仕様やポリシーは変更されることがあるため、実際の操作にあたっては最新の内容をご確認ください。
- eBay ヘルプ マルチ数量出品とバリエーション情報を含む出品 — 固定価格のみであること、項目 5 つ・値 50・組み合わせ 250・画像 24 枚の上限、再出品で数量が戻ること、在庫なしオプション、数量 0 の月の返金、180 日での終了、残数の表示設定
- eBay ヘルプ 重複出品に関するポリシー — 同一商品の固定価格出品は 1 つまでであること、バリエーションを付けた出品が推奨されていること
- eBay ヘルプ 出品へのカテゴリの追加 — バリエーションの出品を作れるカテゴリの一覧、カテゴリ検索ツールでの確認






