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eBayアカウント停止の原因と復旧|MC011・MC113で分かれる2つの系統

更新 公開約13分トラブル対応

この記事の3行要約

  • 停止・制限は「指標が基準を割った」系統と「ポリシー・アカウントの問題」系統に分かれる
  • Below Standardになると翌月の落札手数料に6%が上乗せされ、4か月以上続くと7%になる
  • 評価は毎月20日。取引の少ないセラーは過去12か月が対象になり、失敗が長く残る
目次

はじめに

ある日、eBay から見慣れないメールが届きます。件名に「MC011」や「MC113」といった記号が入っていて、出品ができなくなっている。

多くの方が「突然止められた」と感じます。ですが実際には、停止や制限の前に理由が積み上がっています。指標が基準を割ったか、ポリシーに触れる何かがあったか。そのどちらかです。

大事なのは、届いた通知がどちらの系統なのかを最初に見分けることです。系統を間違えると、復旧の手順がまるごと無駄になります。

この記事では、2 つの系統の見分け方、それぞれの復旧の進め方、そして Below Standard に落ちたときの実害を整理します。

eBayアカウント停止の通知が来たら、まず本文を読む

最初にやることは、コードを検索することではなく、通知の本文を読むことです。

eBay からの通知には「MC」で始まる記号が付くことがあり、セラーの間ではこの記号で会話されます。ただし、eBay がこの記号の意味を一覧として公開しているわけではありません。記号だけで原因を断定しないでください。

読むべきは、本文に書かれている理由です。次のどちらに読めるかで、進む道が変わります。

通知の読み取り系統進む方向
パフォーマンス・基準・指標に関する記述がある指標の系統(MC011 と呼ばれることが多い)指標を回復させ、改善計画を示す
他のアカウントとの関連、ポリシー違反、禁止商品に関する記述があるポリシーの系統(MC113 と呼ばれることが多い)事実関係を示し、違反を是正する

指標の系統は「やり方の問題」で、直せます。ポリシーの系統は「アカウントそのものの問題」で、難易度が上がります。

指標の系統(MC011)で停止されるのは、どの数字が落ちたときか

最低限の基準は 2 つだけです。取引不良率が 2% を超えたか、セラーが解決しないまま終了したケースが 2 件(または取引の 0.3%)を超えたか。指標の系統の通知は、このどちらかで基準を割ったことを指しています。

表の右側の列は、Top Rated を目指す場合の水準です。

指標Above Standard に必要な水準Top Rated に必要な水準
取引不良率(Defect Rate)2% 以下0.5% 以下(関連する購入者 3 人以下)
セラーが解決しないまま終了したケース0.3% 以下(2 件以下)0.3% 以下(2 件以下)
出荷遅延率—3% 以下(5 件以下)
追跡番号の登録—米国バイヤーとの取引の 95% で期限内に登録・確認
1 件や 2 件で標準以下になるわけではありません

取引不良率が 2% を超えていても、関連する購入者が 4 人以上いる場合にしか標準以下と評価されません。1 人のバイヤーが同じ出品を 20 件買って全部キャンセルになった、というような場合は、率が跳ねても評価には効きません。

もうひとつ、発送遅延率が高いことだけを理由に標準以下になることはありません。この指標は最高評価の条件には含まれますが、最低基準の側には入っていません。混同したまま原因を探すと、直す場所を間違えます。

セラーパフォーマンスの基準はいつ評価されるか

評価は毎月 20 日に行われます。対象になる期間は取引量で変わり、直近 3 か月の取引が 400 件未満なら過去 12 か月、400 件以上なら過去 3 か月です。

取引が少ないセラーほど、失敗は長く残ります

過去 12 か月が評価対象になるということは、半年前の 1 件が今も効いているということです。分母が小さいので率も跳ねやすく、数件のトラブルで基準を割ります。

始めたばかりの時期に「1 件くらい大丈夫」と考えるのが一番危険なのは、この構造のためです。

Below Standard に落ちると何が起きるか

Below Standard の実害は、出品の見え方より先に、手数料として毎月の利益に効いてきます。

具体的にはこうです。

影響は 2 段階でやってきます。公式は「一部の制限は評価の直後から適用され、他の制限は翌月の 1 日から有効になる」と書いています。評価の日に全部が始まるわけではないので、分けて押さえてください。

評価の直後から効くもの。

  • 検索結果で商品がベストマッチの下位に表示される
  • 出品限度が厳しくなる
  • Promoted Listings が使えなくなる(新規キャンペーンの作成も既存の編集も不可)
  • 追跡情報で配送中になるまで、注文の資金が保留される
  • 使用済み・破損で返品された商品について、返金から金額を差し引けなくなる

翌月 1 日から効くもの。

  • 落札手数料が高くなる。Below Standard では追加 6%、4 か月以上連続すると追加 7% に上がります(7% への引き上げは、ストアの販売手数料のページの記載です)。Above Standard 以上に戻るまで続きます
  • 出品手数料・ストアの出品手数料も上がることがあります

そして、標準以下の状態が一定期間続くと、ストアが基本レベルへ引き下げられたり、関連するアカウントを含めて出品や新規登録が制限されたりします。

最後の 1 つは見落とされがちです。返品からの差し引きは、すり替えや使用済みの返品に対する数少ない反撃手段でした。指標を落とすと、次のトラブルで戦う手段まで減るという構造になっています。

売上が落ちているうえに手数料が増え、守りの手も減る。この状態が続くほど回復は難しくなるので、気づいた月に動く必要があります。

Below Standard とサービスメトリックの「非常に高い」は別の評価

追加の落札手数料が付く評価は 2 つあります。出品者の基準の Below Standard と、サービスメトリックの「非常に高い」です。どちらも毎月 20 日に評価されますが、数えるものと手数料のかかり方が違います。

Below Standard(出品者の基準)サービスメトリックの「非常に高い」
数えるもの取引不良(在庫切れなどのキャンセル、解決しないまま終了したケース)「商品が届かない」の報告と、「説明と異なる」を理由にした返品リクエスト。解決済みでも数える
線の引き方取引不良率 2%、解決しないまま終了したケース 2 件(または 0.3%)という決まった基準決まった上限は無い。条件の似た出品者(ピア)の平均と比べる
追加の落札手数料翌月の売上すべてに 6%。4 か月以上連続すると 7%「説明と異なる」が非常に高いカテゴリの、翌月の売上に 5%。4 か月以上連続すると 6%

両方に当たった月は、追加されるのは Below Standard のぶんだけです。手数料が二重に積み上がることはない、と公式に注記されています。4 か月以上続いたときの引き上げ(7% / 6%)は、ストアの販売手数料のページに載っている記載で、ストアを持たない場合の出品料のページには 2026 年 9 月時点で書かれていません。

見落としやすいのは、サービスメトリックは解決したかどうかを問わないことです。返品に素早く応じて取引不良を 1 件も出していなくても、「説明と異なる」を理由にした返品リクエストが同じカテゴリの出品者より多ければ、「非常に高い」になりえます。

出品者の基準はアカウント全体、サービスメトリックはカテゴリ単位で効きます。この違いは、そのまま直す場所の違いです。サービスメトリックで引っかかったなら、まずそのカテゴリの商品説明と状態の書き方を見直すのが先だと考えています。

日本から米国へ送った取引は、米国の基準で数えられる

出品者の基準は、バイヤーの届け先の国ごとに 4 つのプログラムに分かれて数えられます。米国宛ては米国プログラム、英国・アイルランド宛ては英国、ドイツ・オーストリア・スイス宛てはドイツ、それ以外はグローバルプログラムです。

レベルはプログラムをまたいで引き継がれません。米国プログラムでは Top Rated でも、グローバルプログラムでは Above Standard、ということが起こりえます。プログラムごとの内訳は、Seller Hub の出品者の基準のダッシュボードで確認できます。

追加の落札手数料の条件は「米国の標準以下」と書かれています。日本から米国向けに売っているなら、まず見るのは米国プログラムの数字です。

指標の系統(MC011)を復旧させる

やることは 4 段階です。

フロー図: どの指標が基準を割っているか特定する / 問題になった取引を原因別に分類する / 原因ごとの対策を決めて実行する / 改善計画を添えて eBay に伝える / 次の評価まで運用を維持する

1. どこで落ちているかを特定する

Seller Hub のパフォーマンスから、どの指標が基準を割っているかを確認します。多くの場合、詳細を開くと問題になった個別の取引まで辿れます。

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2. 原因で分類する

出てきた取引を、原因ごとに分けます。分けないと対策が決まりません。

原因典型的な状況対策の方向
在庫切れによるキャンセル仕入れ先で売り切れていた在庫の変化に気づける仕組みを作る
発送の遅れ梱包・発送が追いつかなかった発送までの日数の設定を見直す
返品・ケースの放置通知を見落とした通知の受け取り方を変える
商品説明との不一致状態の記載が足りなかった出品時の記載を厚くする

この分類は、あとで eBay に説明するときの材料にもなります。

そして、分類のうち何件かは、こちらが何もしなくても消える可能性があります。eBay は公正な評価のための保護をいくつか用意していて、公式に挙げられているのは次のものです。

  • バイヤーが不正購入ポリシーに違反していると判断された場合、関連する不良は自動的に削除される
  • 悪天候や配送業者の停止など、セラーに制御できない事情による不良と発送遅延は削除される
  • 追跡情報で期限内に発送されていれば、配達が予定日を過ぎても発送遅延にはならない
  • 1 回の取引につき不良は 1 つまで。支払い済みの取引だけが数えられる

「同じ取引で不良が 2 つ付いている」「明らかに天候による遅延が数えられている」と見えるなら、それは対策の前に確認する対象です。減らす努力をする前に、そもそも数えるべきでない不良が混ざっていないかを見てください。

3. 対策を実行する

分類ごとに、具体的で、続けられる対策を決めます。

「気をつける」は対策ではありません。発送までの日数を 1 日延ばす、在庫の確認を発送前の手順に組み込む、返品の通知をメールとは別の手段でも受け取る。こうした運用の変更にまで落とします。

4. 改善計画を伝える

eBay に伝えるときは、次の 3 点をこの順で書きます。

  1. 何が起きたのか(原因と件数)
  2. 何を変えたのか(すでに実行した対策)
  3. どう維持するのか(再発を防ぐ運用)

伝える前に、材料を揃えてください。手元にあるかどうかで、書ける内容がまったく変わります。

揃えるもの使いどころ
問題になった取引の一覧(注文番号と日付)原因の説明に使う
原因ごとの件数「何が何件」と数字で言える
現在の指標の数値改善したことを示せる
変更した設定(発送までの日数など)対策が具体的だと伝わる
変更した日付「もう直っている」ことが示せる

英文の骨組みはこの程度で十分です。

I am writing regarding the restriction on my account. I reviewed my transactions and found that [件数] cancellations were caused by [原因] between [期間]. This raised my defect rate to [数値]. I have already made the following changes: [実行した対策]. In addition, I have [再発防止の運用] to prevent this from happening again. I would appreciate it if you could review my account.

(アカウントの制限についてご連絡します。取引を確認したところ、[期間] に [原因] による [件数] 件のキャンセルが発生し、取引不良率が [数値] に上がっていました。すでに [実行した対策] を実施しています。加えて、再発を防ぐために [再発防止の運用] を行っています。アカウントをご確認いただけますと幸いです。)

謝罪より、事実と対策です。 感情的な訴えは判断材料になりません。数字で状況を示し、変更した運用を具体的に書いてください。

連絡の手段はチャットと電話があります。英語に不安があるならチャットのほうが文章を練れます。どちらでも、伝える内容は同じです。

ポリシーの系統(MC113)でアカウントを復旧させる

ポリシーの系統では、指標を良くしても復旧の手段になりません。通知が指している事実 —— 他のアカウントとの関連か、ポリシーに触れた出品か —— に答えることが、復旧の道です。

他のアカウントとの関連を指摘された場合

通知に「別のアカウントと関連している」という趣旨の記述がある場合です。

eBay がどのように関連を判断しているかは公開されていません。分かっているのは、複数の情報から判断されることがあるという点だけです。家族が過去に停止されている、中古で買った端末の前の持ち主がセラーだった、といった心当たりのないケースもあり得ます。

対応としては、自分の身元と事業の実態を示す材料を揃えて、事実関係を伝えることになります。本人確認書類、住所を示すもの、事業をしていることを示す書類。推測や反論ではなく、確認できる事実を並べるのが基本です。

ポリシー違反が原因の場合

知的財産権に関わる出品、禁止されている商品の出品などが原因の場合は、順番が違います。

  1. 通知からどの出品のどの点が問題かを特定する
  2. 該当する出品をすべて取り下げる
  3. 同種のものを出さないための確認の手順を作る
  4. そのうえで、是正したことと再発防止策を伝える

是正が先で、連絡は後です。問題の出品を残したまま「対応します」と伝えても、話は進みません。

知的財産権が絡む件では、eBay の通知とは別に、法律事務所から和解金の支払いを求める請求が届き、同じ頃に売上金が止まっていることもあります。そのときは復旧の連絡より先に確かめることがあるので、商標トロール・パテントトロールが届いたときの初動を見てください。

復旧を待つ間にやってはいけないこと

新しいアカウントを作る。 後述しますが、これが最悪の一手です。

別のアカウントで販売を続ける。 家族の名義を借りる、以前作ったアカウントを使う。いずれも関連として扱われる可能性があります。

バイヤーに eBay の外での取引を持ちかける。 進行中の取引を救おうとしてやりがちですが、これ自体が規約に反します。

何度も同じ内容で連絡する。 状況が変わっていないのに繰り返しても、判断は変わりません。

やるべきなのは逆で、進行中の取引を最後まできちんと終わらせることです。発送し、問い合わせに答え、返品に対応する。停止されている間の振る舞いも、見られていると考えてください。

復旧を待つ間にやってはいけないこと — 新しいアカウントを作る(これが最悪の一手)、別のアカウントで販売を続ける(家族の名義も、以前作ったアカウントも関連として扱われうる)、eBay の外での取引を持ちかける(取引を救おうとしてやりがちだが、それ自体が規約に反する)、何度も同じ内容で連絡する(状況が変わっていないなら判断は変わらない)、やるべきは逆で、進行中の取引を最後まできちんと終わらせること

新しいアカウントを作らない

これが一番大事です。

制限されたアカウントの代わりに新しいアカウントを作るのは、事態を悪化させます。eBay は、アカウントおよび関連するアカウントに販売制限をかけたり、新しいアカウントの登録を制限したりすることがあると明記しています。

回り道に見えても、いま持っているアカウントを正しい手順で戻すほうが、結果として早いです。

停止される前に気づく

ここまでは起きたあとの話でした。ここからは、起きる前の話です。

指標を落とす原因は、実は数えるほどしかありません。

在庫切れによるキャンセル。 仕入れ先で売り切れているのに出品が残っていて、売れてしまう。キャンセルすればセラー都合になり、そのまま取引不良になります。キャンセルの理由と取引不良の関係は、eBayの取引キャンセルの記事で整理しています。

発送の遅れ。 出品数が増えるほど、発送作業は積み上がります。設定した日数に間に合わなくなった時点で遅延です。

返品やケースの放置。 期限内に対応しないと、こちらが解決しないまま終了したことになります。

この 3 つを潰せば、指標の系統で落ちることはほとんどなくなります。裏を返せば、この 3 つに気づける仕組みがあるかどうかが分かれ目です。

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アカウントを増やす・譲り受けるという選択について

停止から立て直そうとするとき、「別のアカウントを作る」「評価付きのアカウントを譲り受ける」という発想が出てきます。どちらも、公式のポリシーが扱っている領域です。

複数アカウントの保有そのものは認められていますが、制限を避けるために作ることは禁止されています。アカウントの売買については、フィードバックの改ざんに関するポリシーが名指しで禁じています。

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気づける状態を作る

この 3 つに共通するのは、気づくのが遅れることが原因だという点です。在庫が消えたことに気づかない。今日が発送期限だと気づかない。返品の通知に気づかない。

私たちが開発している Trade Force は、商品・在庫・出品・注文・発送・売上をひとつの画面で管理する定額制の OMS(受注管理システム)です。

売れた注文は自動で取り込まれ、出荷待ちのタスクとして並びます。今日発送しなければならないものが画面を開いた瞬間に分かるので、発送の遅れは「うっかり」では起きにくくなります。発送時に追跡番号を入れて出荷を確定すれば、発送情報はそのまま eBay へ反映されます。

バイヤーからのメッセージも同じ画面に届きます。返品や問い合わせの見落としは、通知がメールに埋もれることから始まるので、届く場所を 1 か所に集めるだけで防げるものがあります。

仕入れ先の在庫と価格の変化を見張る在庫監視ツールもあります。在庫切れに気づくのが遅れるほどキャンセルは増えるので、ここは仕組みで持つ価値があります。

このあと紹介している記事 (1 本)

まとめ

  • 通知はコードではなく本文で判断する。系統は「指標」と「ポリシー」の 2 つ
  • 指標の系統は、特定 → 分類 → 対策 → 伝える、の順で復旧させる
  • 評価は毎月 20 日。取引が少ないと過去 12 か月が対象になり、失敗が長く残る
  • Below Standard の実害は落札手数料に追加 6%(4 か月以上連続で 7%)。検索順位・資金の保留・Promoted Listings にも及ぶ
  • ポリシーの系統は、是正が先、連絡は後
  • 新しいアカウントを作らない。関連アカウントにも制限が及ぶことがある
  • 予防で効くのは、在庫切れ・発送遅延・返品放置の 3 つを潰すこと

よくある質問

Q1.制限を受けましたが、出品はできます。放置していいですか
A1.

よくありません。出品できる状態でも、手数料の上乗せや検索順位の低下は進んでいる可能性があります。

評価は毎月 20 日なので、次の評価までにやれることがあります。未解決のものを片付け、発送を期限内に収める。それだけで翌月の結果は変わります。

Q2.一度 Below Standard になったら、どれくらいで戻れますか
A2.

対象になる期間の取引が入れ替われば戻ります。ただし、取引が少ないセラーは過去 12 か月が対象なので、時間がかかります。

短縮する方法はひとつだけで、新しい良い取引を積むことです。分母が増えれば率は下がります。ただし焦って無理な販売をすると、また不良を作ります。落ち着いて、確実に発送できるものだけを売ってください。

Q3.アピールは何回も出していいですか
A3.

同じ内容を繰り返し送っても状況は変わりません。前回から何が変わったのかを示せるようになってから出してください。

指標の系統なら、改善した数字が出てからのほうが説得力があります。ポリシーの系統なら、是正が完了してからです。

Q4.1 人のバイヤーが大量にキャンセルさせました。不良率が跳ねています
A4.

率としては跳ねますが、それだけでは標準以下になりません。関連する購入者が 4 人以上いる場合にのみ標準以下と評価されると公式に書かれています。1 人か 2 人のバイヤーによって評価が歪まないための保護です。

そのうえで、相手の行動が不正購入ポリシーに触れていると考えるなら、バイヤーの報告を出してください。違反と判断された場合、関連する不良は自動的に削除されます。

ダッシュボードの数字だけを見て慌てる前に、関連しているバイヤーが何人かを数えてみてください。

Q5.家族も eBay を使っています。影響はありますか
A5.

同じ住所や連絡先の情報が使われていれば、関連していると判断される可能性はあります。eBay がどう判断しているかは公開されていません。

心当たりがある場合は、自分のアカウントを自分の情報で正しく運用していることを説明できるようにしておくのが現実的な備えです。情報を借りたり共有したりする運用は避けてください。

Q6.日本から出品しているセラーは、どの国の基準で評価されますか
A6.

バイヤーの届け先の国で決まります。米国宛ての取引は米国プログラム、英国・アイルランド宛ては英国、ドイツ・オーストリア・スイス宛てはドイツ、それ以外の国宛てはグローバルプログラムで数えられます。

最低限の基準(取引不良率 2% など)はどのプログラムでも同じですが、レベルはプログラムごとに別々に付きます。追加の落札手数料の条件は「米国の標準以下」なので、米国向けの販売が中心なら、米国プログラムの数字を毎月見てください。

Q7.解決しないまま終了したケースに、異議を申し立てられますか
A7.

できます。ケースに関する eBay の決定から 30 日以内が期限です。手続きは eBay の返金保証のポリシーに沿って行います。

異議が認められて不良が削除され、それで最低限の基準を満たすことになれば、出品者のレベルは次の評価で調整されます。発送遅延も、期限内の配送業者のスキャンを示す追跡情報があれば異議を出せます。

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この記事を書いた人

Trade Force 運営チーム

Trade Force 運営チーム

越境 EC セラーのための、AI ネイティブな次世代 OS「Trade Force」の運営チーム。自らも eBay で販売しており、現場の実体験に基づく情報を発信しています。

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